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落花生:八街市

2019年12月17日 | 昭和の杜で田舎暮らし

「落花生」はマメ科の一年草。食用にされる種子は別名ナンキンマメ(南京豆)、ピーナッツ。 夏に咲く黄色い花は、早朝に咲いて、昼には萎んでしまいます。

BOSOの帰路、M.Nさんが「八街産落花生をギフト用に購入したいということで、私が以前購入したR409沿いの「酒井のピーッナッツ」に立ち寄りました。

落花生の生産量(収穫量)の首位は千葉県(占有率:約八割)で、2位茨城県の6倍強とダントツです。市町村別(18年)では、八街市が全国1位、次いで2位が千葉市となっています。

何と言っても八街産の知名度が高いことが知られています。

落花生は南米が原産。明治時代になって日本で本格的な栽培が始まりました。

北総台地にある八街市は、火山灰が多く、作物の生産に適さなかったそうですが、落花生はやせた土地や干ばつに強く、栽培の手間もかからないので、この土壌が生育には最適と言われているそうです。収穫は9~10月。

落花生の国別生産量は、1位が中国で、日本はなんと63位。

国内で流通する落花生の9割は中国産などの輸入品が占め、安価なイメージが定着。国産品の価格は輸入品の5倍以上と高価です。

 

酒井のピーナッツの自社工場。農家から搬入された落花生(麻袋1袋で30kg)

煎機や選別機など自社の設備で、製造、加工。

今年の「八街産落花生」は台風などの大雨で浸水し、収穫量は少なかったそうですが、例年通りの美味しい落花生になったとのことです。

M.Nさんは、香りとコクが深い品種『千葉半立(ちばはんだち)種』を贈答用に購入。家族用(自分用?)には「海の駅 九十九里」で「はねだし」と「Qなっつ」を購入していました。

「千葉半立」は、食べた人の隣の・・・そのまた隣の人まで香りが届くほどの深い味わいとのこと。

「はねだし」は、落花生の製造工程で選別の際、形状や色合いなどの品質で選別されたものを袋詰めしものですが、味は良品とあまり変わらないので、たくさん食べる人や家庭で食べる時はこれがお得です。

私も落花生は食べ始めたら止まらないほど好きですが、高カロリーなので自粛しています。

 

 

 



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