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夏の花:オオヤエクチナシ

2024年07月01日 | 花さんぽ・花めぐり

以前、「ヤエクチナシ(八重梔子)」(Gardenia jasminoides f. ovalifolia)を投稿しました。

今回はクチナシの中では最も香りが強い「オオヤエクチナシ(大八重梔子)」(G. jasminoides cv. fortuneana)です。


一般に「ガーデニア」と呼ばれている「クチナシ」(G. jasminoidesの品種です。

和名の由来は諸説あるようですが、果実が熟しても裂開しないので「口無し」になったとの説が有名。

アカネ科クチナシ属の常緑低木 樹高:1~3m

花期:6~7月。花は八重になる「ヤエクチナシ」よりも更に大きく、強く香ります。

花の大きさは5~8cmくらいで、純白の六弁花を咲かせますが、開花が進むとうっすらと黄色くなります。

葉は対生、稀に3片輪生。広披針形で明瞭な葉脈が入り、全縁で光沢があります。

葉裏

観賞用の「ヤエクチナシ」や「オオヤエクチナシ」は、殆ど結実しないそうです。写真↑は「クチナシ」の果実。

庭木や切花として用いられますが、埃や大気汚染にも強いため、公園や街路樹にもよく利用されています。