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春の花:空木②

2020年05月17日 | 花さんぽ・花めぐり

このところ、毎週土曜夜6時30分~BSテレ東開局20周年特別企画「土曜は寅さん!」4Kデジタル修復版を視聴しています。

昨日は1971年の7作目(マドンナ:榊原るみさん)を見ました。

49作目(浅丘ルリ子さん)までは、まだまだ長い道のりです。

昭和の時代に戻ったようで懐かしく見ています。

今日は「スイカズラ(吸葛)科」で、”ウツギ(空木・卯木)”が名につく花木です。前日のウツギ属以外は別の仲間です。

❶「タニウツギ(谷空木)」【タニウツギ属】 ※枝に髄があり空洞なし。

花色は淡紅色あるいは紅色。開花期:5~6月。北海道、本州に自生します。

❷「ニシキウツギ(二色空木)」【タニウツギ属】 ※枝に髄があり空洞なし。

蕾は淡緑色、花冠ははじめ白っぽく、のちに紫紅色になり、外側より内側のほうが色が濃くなる。

花冠は萼より先がなだらかに広がる。開花期:5~6月。

❸「ハコネウツギ(箱根空木)」【タニウツギ属】※枝に髄があり空洞なし。

花色は白から赤に変化します花冠は萼より先が急角度で広がり、釣り鐘型となります。開花期:5~6月。

中国原産で花色が濃紅色な❹「オオベニウツギ(大紅空木)」【タニウツギ属】

開花期:4~5月。ピンクから白に花色が変化する品種もあります。

❹-1「ワイゲラ ’ナナ・バリエガータ’」 オオベニウツギは、学名の「ワイゲラ」で流通する品種もあり、➍-1もその1つ。

葉の輪郭にくっきりと入る”黄白色の斑”がとてもきれいな品種です。

❹-2「ワイゲラ ’ナナ・プルプレア’

小さめの低木で、春の紅葉は赤味がかった色になり、その後徐々に緑色になります。

中国原産の➎「ショウキウツギ(鍾馗空木)」(別名:アケボノウツギ(曙空木))【ショウキウツギ属】

ツクバネウツギに似ていますが、萼の下に沢山の毛が生えているので区別できます。羽根も小さい。

➎ 木が花で覆われるほど花つきがよい。咲き始めピンクの花は、咲き進むと白に変化します。

枝が柔らかく、花期は枝垂れるような樹形になる。開花期:4~5月。

ツクバネウツギ(衝羽根空木)」【ツクバネウツギ属】 ※空洞がある。

➏ 開花期:5~6月

➏ 名は花冠が落ちたあとの5枚の萼が羽根つきの”衝羽根(つくばね)”に似ていることに由来。

オオツクバネウツギ(大衝羽根空木)」【ツクバネウツギ属】

開花期は4~5月中旬。より花が大きい。

ハナツクバネウツギ(花衝羽根空木)」(別名:アベリア、ハナゾノツクバネウツギ)【ツクバネウツギ属】。※空洞がある。

花冠は筒状の鐘形で先は5裂し、萼片は、5裂したプロペラ状。開花期:6~10月。

❽-1「ハナツクバネウツギ ’エドワード・ゴーチャー’花色が薄桃色で萼片が2~3枚

❾「オニツクバネウツギ」【ツクバネウツギ属】 絶滅危惧IA類(CR)

コツクバネウツギの変異種で、全体に白い開出毛が密生。

高知県と愛媛県の一部にだけ自生(絶滅危惧種)。開花期:5~6月。

明日は残りの4科4属を取り上げます。

 

 



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