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夏~秋の花:浜萱草

2022年09月28日 | 花さんぽ・花めぐり

'220914 ずいぶん長い間咲いている印象の「ハマカンゾウ(浜萱草)」(Hemerocallis fulva  var. littorea

ワスレグサ科ワスレグサ属の多年草。本州(関東地方南部以西)~四国、九州に分布。

'070924 葉の長さ60~70㎝、幅1~1.5㎝。若葉や蕾は食べることが出来る。

ノカンゾウ(野萱草)H. fulva var. longituba)と似ているが葉は常緑で冬も枯れないで残リ、濃い緑色で光沢があり厚い。

ノカンゾウの葉は冬になると枯れる。(※ノカンゾウも若葉や蕾も食べられる)

'100905 花期は7~9月。花茎は高さ70~90㎝になり、花を3~6個つける。花色は橙赤色でノカンゾウより濃い。

剛健な植物で、日当りのよい海岸斜面で暑さに負けず花を咲かせる。花は早朝に開花して夕方には萎む一日花。

 

同属の「ウスギハマカンゾウ(薄黄浜萱草)」(Hemerocallis x fallaxlittoralis

花期:8~9月中旬 「ハマカンゾウ」と「ユウスゲ(キスゲ)」の自然交雑種

花色はハマカンゾウより薄い黄色

若葉

 

'220728 ハマカンゾウ自然交配種「ニシノハマカンゾウ(西の浜萱草)」(Hemerocallis fulva var. aurantiaca)

葉はやや厚く、常緑で冬を越し、ハマカンゾウに似ています。

花期:6~7月。花はノカンゾウに似ているようです。

日本では九州以南の海岸などに自生する。

写真3枚はつくば植物園温室で撮影しました。

同園では「ニシノハマカンゾウ」の表記はありませんでした。

花色は個体によって濃淡があるようです。3種を並べて見てみないと花の写真では違いがよくわかりません。



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