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夏の花:鬼百合

2024年07月10日 | 花さんぽ・花めぐり

一昨日、37℃の猛暑の中、物好きにも新札への交換に銀行に行ってきた。

口座があれば10枚まで無料とのことなので、2万7千円分交換してきた。

片道、徒歩5分もかからないのにあまりの暑さに辟易としました。

オニユリ(鬼百合)」(Lilium lancifolium)が今見頃です。

山地の林縁、道端、草地などに生え、花色や形から赤鬼を連想させることが和名の由来です。

英名:タイガーリリー(Tiger lily) 

中国原産で古い時代に日本に食用(鱗茎)として移入。朝鮮、チベットにも分布します。

ユリ科ユリ属の多年草 草丈:1~2m

花期:7月~8月中旬 花径10㎝ほどの橙赤色で、内側に黒紫色の斑点のある。

花は強く反り返り、横か下を向く。

1本の茎に多いもので20輪ほどの花をつけます。

葉は互生し、披針形で長さ8~15 cm、葉腋にムカゴ(珠芽)をつけ、落下したムカゴで繁殖する。

多くは種子を作らない3倍体ですが、朝鮮半島と対馬だけに2倍体があり、種子ができるそうです。

よく似たコオニユリは一回り小さく、ムカゴを作らず、種子を作るので、本種と判別しやすい。

長崎県対馬にのみ自生するオニユリの変種「オウゴンオニユリ(黄金鬼百合)」(L. lancifolium var. flaviflorum)

オニユリの八重咲き品種「ヤエオニユリ(八重鬼百合)」(L. lancifolium var. flore-pleno)です。

一部雄しべ雌しべが弁化しています。

個人的には一重咲きの方が好きです。