春の花：愛媛菖蒲

'230414　筑波実験植物園（通称：つくば植物園）

和名は”牧野富太郎”が愛媛県で発見して「エヒメアヤメ（愛媛菖蒲）」（Iris rossii）と名付けたそうです。

松山市などいくつかの自生地は国指定天然記念物に指定されいます。

アヤメ科アヤメ属の多年草　絶滅危惧2類（VU）

大陸と地続きだった時代に日本にやってきたと考えられています。

花期：4月～6月頃、茎の先に径4㎝ほどの花を1個つけます。

山地のアカマツなどの疎林下に生育します。草丈：15～30㎝、葉は幅2〜10㎜と細い。

’100516　こちらもエヒメアヤメだと思います。

花色には個体差があるようです。

牧野富太郎をモデルにしたNHKの朝ドラ「らんまん」ですが、筑波実験植物園植物研究部の田中伸幸グループ長が植物監修をしているそうです。