春～夏の花：天人花

先日、ＴＶを見ていたら、コメンテーターの中室牧子さんが、「ポリクライシス（polycrisis）」と言っておられた。

初めて聞く言葉です。意味も説明されていたが、正確に聞き取れなかったので調べてみました。

端的に言えば「複合危機」ですが、複数の世界的な危機が絡み合い、個々の事象の単純な合算以上の大きな影響を及ぼす状況を指すそうです。

例えば、ロシアがウクライナに侵攻すると、食糧危機やエネルギー危機が加速し、移民が増加し、様々なリスクが加速、拡大する。

今、気候変動、サイバー犯罪の拡大、長引く新型コロナウイルス流行、自然災害と極端な異常気象などなど、多くのリスクが山積しています。

我々、大人は子供たちに明るい未来を残すことができるでしょうか？　

'070609「テンニンカ（天人花）」（Rhodomyrtus tomentosa）　東南アジアの熱帯、亜熱帯原産

世界の熱帯、亜熱帯に侵入している花木で、種子でよく増殖するので問題になっているそうです。日本では沖縄で野生化している。

学名のロードは赤色、ミルツスはギンバイカの事で、赤いキンバイカの意味。

フトモモ科テンニンカ属の常緑低木 　樹高：1～3m。

花期：4～6月　1～3花が集まって葉腋につき、花径3～5㎝で5弁花。

'080427　花色は桃紅色で1～2日で淡い色に退色する。葯は黄色。

'050424　葉は長楕円形で、主脈が１本目立つ。裏面は白い毛に覆われている。

液果は径1～2cmの卵形で夏に濃い紫色に熟し、甘くよい香りがして生食できる。

多汁でやや酸味があり、ジュース、ジャム、ゼリーなどにも加工される。