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桜の便り

2023年03月12日 | 花さんぽ・花めぐり

今年の春は、全国的に平年よりも気温が高く、一気に季節が進み「ソメイヨシノ」も例年より早く咲きそうですね。

先日、一足早く開花した「アタミザクラ(熱海桜)」をUPしました。この他の早咲きのサクラも例年より早く開花し、今が見頃です。

'230307 埼玉県花と緑の振興センター

ソメイヨシノに先駆けて開花する①「オオカンザクラ(大寒桜)」(Cerasus × kanzakura 'oh-kanzakura')

 

花期は3月中旬~下旬ですが今が見頃。淡いピンクの花は一重で下向きに咲くのが特徴です。

埼玉県川口市安行にあった原木から各地に広まったことから別名「アンギョウカンザクラ(安行寒桜)」とも呼ばれます。

 

'230307 川口緑化センター

②「カワヅザクラ(河津桜)」(Cerasus × kanzakura 'Kawazu-zakura')は今が満開です。花期:3月上旬~中旬

日本に自生する「オオシマザクラ(大島桜)」と沖縄などに自生する「カンヒザクラ(寒緋桜)」の自然交雑種

静岡県河津町で原木が見つかったのが名前の由来です。

 

'230307 埼玉県花と緑の振興センター

③「シナミザクラ(支那実桜)」(Cerasus(= Prunus) pseudocerasus)も見頃です。

別名:ダンチオウトウ(暖地桜桃) 中国原産で、名前や別名の「カラミザクラ(唐実桜)」は、これに由来します。

花は小輪で白色(淡紅色)の一重咲き、雄しべが長く、花の雰囲気ががややウメに似ています。

6月頃に赤く熟する果実は食べられますが、小粒で、酸味が強く、寒さにも弱いため栽培価値は低いそうです。

自家結実性があるので、1本でも実がなります。

日本ではサクランボと言えば食用として栽培されるヨーロッパ原産の「セイヨウミザクラ(西洋実桜)」です。

 

富士桜(豆桜)系の④「オカメザクラ(おかめ桜)」(Cerasus  incamp cv. ‘Okame’) も見頃です。

花期:2月下旬~3月上旬 「カンヒザクラ」と「マメザクラ」を交配してイギリスで作出された品種

花は小輪で淡紫紅色の一重咲きの多花性。樹高は3mほどと大きくならない落葉小低木。

 

 



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