天使にはなれませんか（魔王）

大野くんって……すごく人気あるんですね（←いまさら）
先日、コメント欄で教えていただいた雑誌、
魔王の頃に出た、大野くん特集が載ってるぴあ。
ヤフオクに出品されたので、ゲットしたい！ってはりきったんですけど、
あっという間に私が出してもいい金額を上回り、
昨夜終了したのですが、落札価格20,500円なり。
定価は350円くらいのはず。
私にはとてもとても出せる金額ではなく……
こんなに上がるとは本当にびっくりです
でも、昨日新たに出品された同じ雑誌＋数冊の品が即決価格19,000円と出てましたから、
そのあたりが相場なんでしょうか。
読みたいという夢は到底かないそうにないです

さて、またもや『魔王』話におつきあいください。
第７話～８話より。

お姉さんとの別れを経て、ぐらぐら揺れ動いている復讐心。
疲れ果てて事務所に帰ると、
誕生日を祝ってくれる事務所の人としおりさんの姿が。
ドアを開けて驚く顔、しおりさんにかすかに喜びを表現してる。
このときの成瀬さんは、ごく普通の優しい青年の顔をしていて、とても素敵。
そして、そらちゃんからの絵を見て、
再び動揺する成瀬さん。気持ちが手に取るように伝わってきた。

しおりさんと帰る道。
「ぼくは、天使なんかじゃありませんよ」
しおりさんに腕をつかまれて、「私じゃ成瀬さんの天使にはなれませんか」
そして、はっと身を引いたしおりさんを、思わず、がしっと抱き寄せてしまうんですよね。
ここで、かばんを離さないの。
そこがまたもどかしい。
抱き寄せたまま、つーっと流れる一筋の涙が哀しくて……
体を離して「すみません」って……
（どこまでプラトニックなんだ～～、もう両手で抱きしめてなんならキスも…なんて思いませんでしたか？）

カフェの前で、傘を待つ成瀬さん、麗しすぎます。
そして、傘を受け取る手がまた美しすぎる。
このシーンもとても好きなんです。

家に戻り、赤い部屋で封筒とタロットカードを手に取るんだけど、
このとき、赤い部屋なのに魔王の顔になってないんですよね。
しおりさんのことを思い出して、封筒とタロットカードを握りつぶしてしまう。
もう復讐を続けることはできないって……そんな感じでしたよね。

翌日、図書館の前で躊躇する成瀬さん。
振り切るように後ろを向いたら、しおりさんがいて。
嬉しそうなしおりさんが何だか切なくて……
花火に誘われて、悩むものの、「いえ、その日は空いてます」って言っちゃうんだよね。

あ～、山野が勝手にタロットを送らなかったら、
山野が「英雄を忘れるんですか」って言わなかったら、
復讐はここで終わってたんでしょうか…
携帯を持つ手が美しすぎました。

今回もまたノドボトケ会垂涎のシーンがいろいろありましたね。ほんとノドボトケで語る男です。