動物園日和

日々の徒然なる思いを綴ります。

最近の楽しみ

2008-09-30 22:16:08 | 日々のつぶやき
なんか急に寒くなってきましたね。
羽毛布団とか出したらもう幸せすぎて朝まったく出られず。
起きてるんだけど「ぬくぬくしてたい・・」という欲望に負けてしまいます・・。

最近の楽しみはもっぱらお風呂。
夏は暑くてシャワーだけですませることもあるし
冬は長く浸かっていると寒くなっちゃうので
この時期がベストなんです。

バスソルトとか入浴剤の中から今日はどれにしようか考えているときが一日の中でかなり至福な瞬間。フランフランで売ってるライチの香りのする入浴剤がすごく好きで常備しています。

こないだフランフランでバスジャムという代物を購入。
見た目は壜に入っててラベルとかも完全にジャム。間違って食べそう。
バブルバスらしいです。
チョコと蜂蜜と迷った末になぜか突発的にオレンジ&ジンジャーを購入。

さて入るときは結構ぬるめにして、雑誌読んだり音楽聴いたり、ともかくまったりはいっていることが多いのですが
結構電話とかかかってくることもあって

以前男の子の友達からの電話で
「なんか声響いてるね?」と言われ
「ああ、いまお風呂はいってるから」と、とっさに何の気なしに言ったところ
受話器の向こう側で鈍い音がして、アスファルトを擦るような音が聞こえ
しばらくして「ごめん、チャリでこけた」と報告があり
「今、俺超絶妙なタイミングだったよね」
「のび太くんじゃないんだからさあ」とお互い大爆笑になったことがあります。

秋だし温泉もいいなー。久しぶりにツムラ日本の名湯シリーズもいいかもしれない。
しばらくはお風呂三昧な日々が続きそうな予感です。









よるなが。

2008-09-26 01:00:49 | 日々のつぶやき
寝なくちゃなーと思いつつ眠れず・・。
眠いんだけど、パソコン消して電気消して布団に入っても絶対寝れない夜ってありますよね。

今夜がそれです。
秋の夜長です。



今日出勤前にタワレコに寄ったらCaravanのニューアルバムが出てました。
ミドリカワ書房とTRAVISの誘惑を振り切り、お買い上げ。

この人やっぱりいいな。

風通しが良くて開いてる感じ。

2曲目が特に好きです。


野外で聴きたい。

秋は人恋しくなるので聴く音楽も自然とぬくもりのある感じの曲になってしまう。
アコギ率が上がります。

これで明日休みだったら最高に幸せなんだけどな・・。

本日の一曲
Caravan「Lonesome Soul Survivor」

狭間や静寂をサバイブして辿り着けるかな



秋分

2008-09-24 00:05:06 | 日々のつぶやき
昼と夜の配分が一緒になる日

今日を境にどんどん日が短くなって

葉っぱが落ちて草が枯れて虫が死んで冬になる

今日は道端に色んな虫が落ちていた

秋はさらさらと境目なくやってくるので
いつもうかうかしているといつの間にか夏が死んで冬が始まっている



冬はあんまり好きになれなくて

好きなのは
夜のしんとした感じと
吐く息が白くなるのと
空が澄んで星が見えるのと
セブンイレブンのおでんのもちきんちゃくと
友達とする鍋パーティーだけ


飼っていた犬がハスキー犬で
彼女は冬が大好きだった
冬になるといつも散歩が長引いた。

犬のくせに運動が嫌いで
公園に行くとずっと座り込んで遠くを眺めていた。

私もしゃがんで犬の視線で外を眺める

何を見ているの?
車のヘッドライトが犬の瞳を照らし、芝生を撫でて遠ざかっていく

鼻をひくひくさせて冬のにおいをかいで
物音のした方向に耳をピンと立てて

30分くらいそれに付き合っていると
言葉が溶けていって、だんだん自分が犬の感覚に近づいていく感じがする

言語化されない五感の冴えの端っこにちょっとだけ触れられたような感じ

それは冬にしかない感覚で
私はその感じが好きだった。

5年前の冬に犬が死んで
私はもう冬の公園でぼうっとすることもなくなった。


公園で犬も連れずにぼうっとしゃがみこんでいたら多分怪しい人になってしまう。

今では、ぼうっとしたいときは歩くことにしている。
言葉から離れて、考えから離れて、何も思い浮かべずにひたすら歩く。


音楽を聴きながら歩くこともあるし
聴かないで歩くこともある

あの、茶色い目が見ていた世界にもう一度触れることができるだろうか。

秋は落ち葉をかさかさ踏んでいた
一緒に落ち葉を撒き散らすのが好きだった。

秋から冬へ季節は変わる。
まだ暑さの残る日もあるけれど、日差しも風も空気も確実に秋のそれになってきた。

五年たってもどうしても触りたくなる日があって
餌の容器が置いてあったところを通るときは今も無意識によけてしまう。
もう何もないのに。

まだまだ秋のただ中だし、冬はあんまりすきじゃないけれど
君があんまり気持ち良さそうに鼻をあげて空気のにおいをかいでいたから
もう少し楽しんでみるよ。















ドイツ旅行その10 うちへ帰る

2008-09-15 23:04:23 | travelers-high(旅行記)
翌朝は帰国のためフランクフルトへ。

早くチェックインしすぎて空港を彷徨う。
日本にいる友達からパーティのお誘いがきてテンションが上がる。

で、帰りもルフトハンザだったんですが。
ルフトハンザの機内食のセンスに圧倒されます。
行きに出てきたのメニューでは一食の中にごはんと麺とパンが出てきました。どういう組み合わせなんでしょうか・・?
「ルフトハンザ炭水化物スペシャル」は帰りも健在。パンに蕎麦とか。

さて、帰りの便、エコノミー中央4列の右から2番目の席でした。
コンパクトな日本人ですらわりとぎゅうぎゅうなので、隣の通路側座席にいた欧米系青年(勝手にジョンと命名)にとってはかなり窮屈そうです。

なので、ベルトの安全サインが消えると彼は機内をうろうろ。


さて着陸態勢に入るために再びベルト着用サインが点灯しました。
慌てて帰ってくるジョン。
席についてもベルトを探してまだ慌てているジョン。
あらあらジョンってば。だからおとなしくシートベルトしてればいいのに。
などと余裕の笑みすら浮かべつつ、眺めていたその瞬間、
ジョンがくるっとこっちを向きました。彼の視線の先には私のベルトが。
そして彼の指が私のベルトを指差したその瞬間に、鈍い私もやっと気がつきました。

このベルト、ジョンの座席から伸びてる・・・!

犯人は私でした。ジョン、ごめん。
笑顔で許してくれるジョン。
思えばさっき私が座席にくっついてるイアフォンに絡まって格闘してたときも助けてくれたのは彼だった。
その他、機内食こぼしそうだったり彼にかけた迷惑は数知れず・・。
「この子、駄目だ。この子は絶対駄目な子だ」という哀れみなのかなんなのか。飛行機が着くと荷物を取り、リードしてくれるジョン。ありがとう。でも私多分君と同い年くらいだから!!

今回の旅行は本当に何のトラブルもなく(私にしては)とんとん拍子に進みました。
旅はやっぱり楽しいです。


とりあえず次に旅行に行くときは隣の人のシートベルトを取らない程度には大人の女性になっていたいという新たな(?)目標を得たこの旅行。プライスレス(多分)。











ドイツ旅行その9 アウフヴィダーゼーエン。

2008-09-15 22:37:12 | travelers-high(旅行記)
ええと、だいぶ時間が経ってしまいました。
旅行の記憶が遠のいています・・。
でもあとちょっとなのでいま少しお付き合いください。

引き続きベルリン三日目。
明日の朝にベルリンを出発。なので実質的にはベルリン最終日。

ケルン公園で熊を見たり、何故か靴を買ったり。夜は22時までやっているユダヤ博物館へ。

この博物館は現代建築としても有名で、展示ブースとか迷路のような順路とか、本当に独特でした。

で、いくら22時までといってもホテルからかなり遠く、今まで行ったことのない駅が最寄りだったので21時には出ようと思っていたのですが・・。

ユダヤ博物館ということで、やはりホロコーストについても大きく取り上げているのですが、敢えて大局的な歴史ではなく、名前を持った、ある家族の息子であったり、母親であったりした一個人の運命が、ホロコーストによってどのように捻じ曲げられたのかを、一つの手荷物から丹念に追った展示が心に残りました。

普段は音声ガイドは借りない派なんですが、ここはちゃんと借りて見ないとと思ったものの、パスポートをホテルに置いてきたので日本語ガイドが借りられず。で、しょうがなくドイツ語に併記された英語の解説を丁寧に読んでいたら、半分もみないうちに21時に。出ようと思ってからがすごかった。

本当に迷路でした。同じ順路に戻れない。進むしかない。今何階にいるのかわからない。

そとに出られたのは21時半。入ったときは明るかったのに、完全に日が暮れてしまいました。道がまったく違って見えます。怖かった・・・。治安悪い地域でもなさそうなんだけど、かなり小走りで駅までダッシュ!


翌日、ホテルをチェックアウト。と、ここで困ったことが。朝早いせいで、受付スタッフではなく事情を良く知らない食堂のおばちゃんがチェックアウトチェック。
日本にいる時点でデジポッド引き落としてたはずなんだけど、「合計で〇〇ユーロ」と言われる。こちらとしても、自信満々に言われると、バウチャーもらってたわけでもないのでいまいち確証がなく。
「えっと、〇〇ユーロ?」
「ええ、〇〇ユーロよ」

結局言われるまま支払ってベルリン中央駅に向かうものの、行く途中、どう思い返しても、デジポットで引き落とされてたはず・・・。今から引き返すと目的地へ行く列車を乗り逃がすかもしれない。日本に戻ってから確認して請求?いや、そのほうが大変だ、やっぱり戻ろう。

と、地下鉄と市電を乗り継いでUターン。受付にいたホテルスタッフに事情を説明したら、分厚い帳簿から一ヶ月ほど前の記録を調べなおしてくれて、こちらの主張を確認。無事お金が戻る。やっぱり、おかしいと思ったときその場で言ったほうがいいですね。まあいい経験になりましたが。

そして再び駅へダッシュ!!列車に滑り込む。

6時間半かけてハイデルベルクへ。
旅行中に読もうと思っていて持って行ったジョン・バースの「旅路の果て」を読破。あまりに救いのないラストにダメージを受ける。バース入門編としては失敗した気がします・・。

暗い気持ちをひきずったままハイデルベルクに降り立つと、雨、雨、雨。山の天気でしたね。もう。お城とか行くつもりだったんですけど雨過ぎてめげてずっと町歩きしてのんびりしてました。ハイデルベルクはこぢんまりしていて素敵な町でした。また今度天気がいいときにリベンジしたいなー。