斉藤和義 ライブツアー2008 I♡ME 横浜BRITZ

斉藤和義　ライブツアー2008　I♡ME

2008.1.27（日）18：30～　横浜BRITZ

 

１　男節
２　I♡ME
３　砂漠に赤い花

４　どしゃぶりジョナサン
５　新宿ララバイ
６　嫌いになれない

７　ああ半年
８　ドライブ
９　バカにすんなよ
10　老人の歌

11　歌うたいのバラッド
12　ウエディングソング

13　愛に来て
14　幸福な朝食・退屈な夕食
15　煮え切らない男
16　僕の踵はなかなかへらない
17　社会生活不適合者
18　ジレンマ

アンコール

19　SWING
20　歩いて帰ろう
21　通りに立てば
22　かすみ草

 

オールスタンディングのライブは、場所取りが大変だ。
かろうじて300番以内だったので、一段高くなったバーのある場所を確保できた。

オープニングはせっちゃんだけギター弾きながら、ハープ吹きながら、
舞台袖からジャカジャカジャ～ン、と登場。
衣装はピンクのジャケットに刺繍やアップリケ（ペインティング？）
パンツは少し濃いピンク系。なんじゃこりゃ
ギターもポップなLOVE＆PEACEて感じのペインティング。
会場から「せっちゃん、かわい～」　　　かわいいか、これ？

ふざけた衣装ではじまった「男節」
♪俺を選んだオマエが悪い♪
ばかですねー。これにキャーってなる女の子はさらにおばかちゃんです

バンドメンバーがおそろいの衣装で登場、ただし白。
舞台は真ん中にでっかい電飾で　I♡ME、両脇にキラキラのスダレが ずらずら下がっている。
キーボードとドラムは、ケーキみたいな段にのっている。
60年代のエド・サリバンショーみたいな雰囲気のセットと衣装なのだそう。
「これ言っとかないと、どうしちゃったの？ってことになるんで」
言われても、どうしちゃったの感は一向に拭えず。

「砂漠に赤い花」は、なぜかこの雰囲気にマッチしていた。 

そこから新しいアルバム曲（４～７）
「ああ半年」は、このライブの中で音響がベストだった。
全部ちゃんと聞こえたし、照明も良かった。 付き合って半年なのに憂いのある歌。

お怒りソング「バカにすんなよ」は、ちょっとダウンタウンブギウギバンドっぽいヨコスカバージョン。
本編の歌の後に、グルービーな伴奏をバックに語るせっちゃん。
「去年ツアーの帰りに第３京浜で東京との県境で神奈川県警につかまった。
　管轄が変わるから、そこで張ってるんだ。
　たった19キロオーバーで罰金17000円。。。バカにすんなよ。
　中華街で、以前行った美味しい店を覚えられなくて二度と行けない 。。。バカにすんなよ。 　みたいなかんじで。 

11,12は、私は初めてみるクラギで弾き語り。新鮮でよかった。

14～18は、ロックナンバーオンパレード。語り系多し。
普段あまり聴けない曲で、観客は喜んでたけど、音割れすぎ。 ライブ当初から良くなかったけど、ここはひどすぎた。
こんだけ言葉が多い曲なのに、初めての人に聞き取れないのは致命的。
楽器も分離が悪くて、わけわかんなくなってたし。
初めて誘ってきてくれたみけちゃん、すまん。アンケートに文句書いたからね。
音が良かったら、いい流れだったんだけどな～
♪鮫のように泳ぎまくれ♪

アンコールはみんな I❤ME・Tシャツに着替えてビール持って登場。
舞台の上で、いつものカンパ～イ！

「SWING」でメンバー紹介。今回はドラマーが変わった。
豊夢（トム）さん、DEPAPEPEで聞いたことある。ドラムが変わると随分印象が変わるんだなあと感じた。

「歩いて帰ろう」で盛り上がって「通りに立てば」
ポップなこの曲の副題は『飛ばすぜ宮ニィ』
昨年末にまだ40代半ばでがんのため亡くなったICEのギタリスト宮内さんのことだ。
せっちゃんはプロデュースをしてもらってからずっと、親交が深かったらしい。
ウルフルズも「宮内くん♪」と歌っているそうな。
12月30日だったか、宮内さんがするはずだったラジオの仕事をせっちゃんが急遽引き受けたんだっけ。 前奏を聴いて、ちょっと切なくなった。 でもみんな明るくノろう、♪やっぱりハダカになりましょう♪ 

バンドメンバーと手をつないでお辞儀して、 最後はせっちゃんひとり、弾き語りで「かすみ草」
♪ひとりで浴びるシャワーじゃ、この汚れは落とせない♪
あー、終わってしまった。せっちゃんまたね。
今度はいい音でたのむよ。

みけちゃん、お疲れ様でした。ありがとう
忘れた頃に、リベンジさせてね。