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つぶやき・四年目の思い出ページ

至言!新人常田 胸に刻み精進

2016-02-02 04:32:11 | ベガルタ仙台
DF常田克人(18)長身 左利き 大物の予感
J1仙台 期待の新顔

 キャンプは、左足首負傷のため別メニューが続く。だが焦りはない。トレーナーと一緒に調整し「プロの走り方を学べる良い機会」。187センチの長身に、センターバックでは珍しい左利き。動じない性格も加わり、大物感さえ漂わせる。
 
 5歳で競技を始め、指導者の勧めもあって小学4年時にFWからセンターバックに。身長は小学校卒業時に174.5センチ、中学校卒業時は184.5センチに達した。所属チームでは常に中心的存在だった。
 
 誘いを受けて入学した青森山田高で試練が待っていた。厳しい上下関係になじめず「1、2年時はつらかった」。先輩に「もっと声を出せ」と散々言われたが、「おとなしい性格で、あまりできなかった」。辞めたいと思ったこともある。
 
 力を付けた3年で「ようやく自信を持って仲間に指示を出せるようになった」。強豪校で信頼を勝ち得て、吹っ切れた。「センターバックには身体能力の高い選手がいくらでもいる。でも頭を使って考えられる選手は少ない」昨年秋、同校の先輩で、日本代表のMF柴崎岳(鹿島、青森県野辺地町出身)が母校を訪れて残した言葉を胸に、精進を誓う。
 
 「自分は大きくて左利きというだけでここまできた。今後はいかに、周囲の技術を盗むかが重要になる」と先を見据える。

河北新報紙面より 2016年2月1日付け


 新人常田が怪我の為別メニューで調整中だが、前向きな発言に頼もしさを感じる。
常田は青森山田高の先輩、日本代表MF柴崎岳からプロになる前に良いアドバイスをもらっていた様子。常田選手の胸にはそのアドバイスが常に刻まれていたようだ。長身、左利きの特長を生かしプロの世界で大きく羽ばたくことを期待する。いずれは、ベガルタの守備の要に期待!
 まずは焦らずじっくり回復に努め、キャンプでさらなる成長を望む。