江戸川教育文化センター

「教育」を中心に社会・政治・文化等の問題を研究実践するとともに、センター内外の人々と広く自由に交流するひろば

可憐な野草 ホタルブクロ

2024-06-08 | 随想
 夏の到来を告げるホタルブクロ、立ち上がった花茎から釣り鐘形の花を数輪下向きに咲かせる。
こぼれ種や地下茎で増えるそうだが、今年の花は例年よりも見栄えが良い。

花色は改良品種もあり白から赤紫や青紫などあり、咲いているのは白っぽいものと赤紫の色だ。







この花にホタルを入れて遊んだのが、ホタルブクロの名の由来として広く言われている。

野草辞典で調べると、古くは提灯のことを「火垂袋=ほたるぶくろ」とも呼び、本来はその花の形からきた名であるらしいとある。


山奥の農家育ちの私は小学生だったころ、田んぼのあぜ道でホタルを追いかけていた記憶がある。
そのとき母親から「ホタルブクロ」と云う植物の名を聞かされたような気がするが、その植物を見た記憶もホタルを入れた記憶もない。


山野に自生する普通にみられる花とあるが、自然破壊や気象変動で今は見つけることも困難と思われる貴重な野草である。



2024/06/04  


<闇夜の明かりは星とホタルだった…デラシネ>


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