ちょっと今日は長編。
東大寺、二月堂から。6日は天気が悪かった。東大寺→二月堂→正倉院外構(時間外で見れず)→東大寺ミュージアム→県庁の展望台
春日大社の鹿ちゃん。7日は晴れ。志賀直哉旧居→新薬師寺→百毫寺→入江泰吉写真美術館→春日山原始林→春日大社→依水園(庭園)→興福寺→猿沢の池
6,7日で奈良に住む友人の家を訪れた。
奈良は3年ぶり。2011年の11月に啓保と2泊3日で訪れて以来。
啓保との最後の遠出の旅行地だったので 今回ブログアップすることにした。
一眼レフを持っていこうと思っていたが、直前になって荷物が重くなるのでやめた。
デジカメだけは持って行ったが、向こうについて充電切れに気が付いた。充電器も忘れた、大失敗!!!
ということで、ガラケー(いまだに)でとった画像になりますのでお許しください。
奈良を訪れるのは中学校、高校の修学旅行、大学の古美術研究旅行、社会人になってから3回目くらい?
2週間くらい、ゲストハウスのようなところに泊まって歩きまわるのもいいかな。今ならできるかな?
興福寺五重塔。阿修羅像にも久しぶりに会ってそのあと猿沢の池に突き出た茶店でぜんざいをいただいた。
友人は8年くらい前にドイツの建築見学ツアーで知り合った業界紙編集者の女性。
ドイツ旅行の際、7日間くらいの旅行中、同室だった。
行きの飛行機で私のスーツケースが紛失してしまい、手荷物以外の一切のものが一晩 手元になかったので
同室になったSさんには、お世話になった。実はついたその晩 パンツまで借りてしまったのだ。そう、パンツの友。
(スーツケースは翌日出てきたので飛行場に受け取りにゆき、その後は問題なく旅を続行できた。)
昨日はその話をしたら、「私どんなパンツ貸したかしら?セクシーなTバックとかじゃなくてごめんなさいね~。」
確かおへそまで隠れるおばさんパンツだったと記憶している。
本来ならば 新しいものを買ってかえすべきであるが 旅行中ということもあり とりあえず 洗って返したと思う。
まあしかし 初対面の私によくパンツを貸してくれたものだ。感謝する。
新薬師寺。薬師如来坐像とそれを囲む十二神将立像が見もの。
近くの柿木。柿が鈴なり。小さめのたる柿。志賀直哉旧居では、お庭で採れた柿でつくった干し柿をひとつくれた。おいしかった。
Sさんはリタイヤされて奈良に住まいを構えられて3年。このたび家を新築したということで家の見学がてら またズーズーしく泊まらせてもらった。
「秋がいいよ。」 なんて言われていたが 試験関係でバタバタしていたので 残念だったが行かれず 今回ということに。
Sさんはいろいろな住宅を見て取材してきただけあり、家も天然木無垢材(国産の杉やヒノキ)にこだわり、体にやさしい家づくりをされていた。
壁は漆喰仕上げにし、予算が限られていること、また 時間があるのでご自分で塗られたとか。大変だった思う。
「意地で塗った」とおっしゃっていた。
塗料はウレタン塗装などは一切使わず、『きぬか』という米ぬかをつかったワックスを使用し、これもまたご自分で塗られたということ。
これはいつも感じていることだが、病気のリスクを少なくするには、家(生物の巣となる家)から考えていかないといけない。
ドイツには建築生物学(バウビオロギー)という学問もあり、家は第三の皮膚ともいわれる。
コンクリートの家に住んでいらっしゃる方にはお伝えしにくいが、『コンクリートの家に住むと9年早死にする』というデータもある。結構前からある研究データ。
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/d/08/
それからSさんは 食生活にもこだわり食品添加物などの入らない、または少ない食材を選んでつかっていらしていて、興味深い。
いただいた夕食もおいしかった。どんな立派な懐石料理よりも幸せな食事という気がする。
そんなSさんの意志を引き継いで、Sさんの御嬢さんは奈良で化学調味料などを使わない、たった7席だがこだわりの料理店を営んでいらっしゃる。
お客様は、ベジタリアンの外国人旅行客が多いんだそう。お客様によっては鰹節のだしも使えないとか。
御嬢さんともたくさんお話しができて 頑張っている御嬢さんから元気ももらった。
私は今、「こうこう、こうゆう理由で充電期間中・・・」、と話をしたら
「小商いのはじめかた」―身の丈にあった小さな商いを自分ではじめるための本―を出してきてくれた。読んでみようと思う。彼女も紹介されている。
自分のアイデアで 何かにチャレンジしている人と話をするのは楽しい。
いずれはご自宅で外国人の方向けに日本料理を教える予定ということで、新築されたお住まいもそのように使えるように造ってあった。
仕事が軌道にのることを願う。
奈良のおすすめのゲストハウスも教えてくれた。いつか行ってみようと思う。
百毫寺の階段。高台にある寺の敷地からは奈良の街が一望できた。
私の父(東洋美術史専攻)が学生時代、少しの間 居候した寺。子供のころ白毫寺のご住職が東京にいらしたとき我実家に泊まった覚えがある。
Sさんのお父さんはシベリアに抑留されて復員なさった方で、100歳まで生きられたそう。
シベリア抑留から復員されただけでもすごいと思うのに、その後100歳まで生きられたとはすごい生命力!
将校でいらしたそうで、復員の際も先に部下を返してご自分は最後に。戦後 部下の方から御礼のお手紙などが届いたとか。
お仏壇のご遺影がとてもやさしそうで穏やかなお顔をされていた。
そのお父さんがシベリア抑留時代に余暇で造った木のスプーンをSさんは見せてくれた。貴重な品だ。
「こんなもの造って気を紛らわせることができたから生きのこったのよ~。それから、
『バターやチーズを食べられない人はバタバタと死んでいった。』と父が言ってたわ~。」とSさん。
そんなお父さんもさすがに100歳になり、「『もう何にもできなくなっちゃった・・・。』といって座りこんでいたわ~、可愛そうになっちゃった」、と。
いろいろな人生があるなぁ~と、生きるってなんだろう? 死ぬってなんなんだろう?と、またまた考えさせられる。
お父さんより6歳下のお母さんは94歳まで生きられて、お母さんが亡くなったあと一周忌がすぎ、同じ月の末にお父さんはご逝去されたとのこと。
「お母さんに呼ばれたのよ~。」とSさん。なんとも不思議。
6日に訪れた東大寺。雨なので観光客も少なく静かだった。南大門と参道。鹿のふんを踏まないように歩くのは結構大変。
大仏殿。大きい!
久しぶりに訪れた奈良はやはりとてもよかった。
年末にイタリアの教会を体感したばかりなので、感覚の残っているうちに東大寺などを訪れることができたのはよかったと思う。
東大寺は大仏殿も南大門もやっぱり大きかった。
大きな神秘的な空間を作ることによってどちらも 仏様、イエス様の存在を感じさせる空間に造られていることには変わりない。
大仏様。昔から写真OKだったかな?
東大寺の南大門と若草山を借景する依水園。ここも啓保と訪れたことがある。今回はボランティアガイドの素敵なおじ様が案内してくれた。
ここからは思い出。
3年前は、2011年11月初旬、啓保と2人で 法隆寺と 今井町(橿原市)、奈良町を歩いた。ついこの間のことのよう。
橿原市今井町、伝統建物群保存地区の街並み。
この旅行が、啓保との遠出の最後の旅行となった。楽しかった。
法隆寺では、ボランティアガイドの方に3時間くらい密着で案内していただき有意義だった。
建築の話をするものだから、啓保はボランテイアガイドの方(女性、お話しを伺ったらやはりご主人を亡くされたご様子)に気に入られたよう?で
邪魔しちゃ悪いかなと思い、私は遠巻きに歩き、ちょっとのあいだ、うちの旦那さんをお貸出し。写真はその時の様子。
旦那さんが女性に人気があるのは、うれしい。ただし若い女性には人気なし。まあ安全だ。
木造の古い建築を体感したいと思い、ちょっと高かったが思い切って奈良ホテルに泊まった。2人で奈良ホテルのバーでお酒を飲んだことを思い出す。
しっとりとした大人の雰囲気のバーを啓保は気にいっていた。確か二晩続けていったと思う。
アインシュタインも弾いたとかいう歴史を感じるピアノ。写真たてにはアインシュタイン。
フロント周辺。
今回は2人で夜ごはんを食べた奈良町の蔵を改装した居酒屋の前まで友人と別れたあと行ってみた。ちょっと涙がでた。
3年前は元気だったのにどうしてこんなことになっちゃったんだろうか・・・・?
また2人でブツブツ言い合いながらおいしいものを食べ歩きながら 奈良散策したいなぁ~。もうかなわない。
啓保が闘病中に石神井公園、三宝寺池で撮ったカモの赤ちゃんです。
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<参考webサイト>
●日本肺癌学会 小細胞肺癌の治療
http://www.haigan.gr.jp/uploads/photos/827.pdf
●日本肺癌学会 肺癌診療ガイドライン 進展型小細胞肺癌 一次治療
https://www.haigan.gr.jp/uploads/photos/874.pdf
●日本肺癌学会 再発小細胞肺癌ガイドライン
http://www.haigan.gr.jp/uploads/photos/829.pdf
●NCCNガイドライン
http://www.tri-kobe.org/nccn/guideline/lung/index.html
●コンセンサス癌治療 小細胞肺癌の治療2012~2014
http://www.cancertherapy.jp/sclc/index.html
●がんサポート/小細胞肺癌
http://gansupport.jp/article/cancer/lung/lung02/2805.html
●化学療法に良好な反応を示したED-SCLCの
すべての患者において、予防的全脳照射に加えて胸部放射線療法を追加すべきである。
http://pulmonary.exblog.jp/22449351/
●化学療法・リスク分類からみた臓器がん別のレジメン/エビデンスに基づいた代表的な制吐療法
http://www.jsco-cpg.jp/item/29/regimen.html#01
●最新がん統計
http://ganjoho.jp/public/statistics/pub/statistics01.html
●がんを学ぶ/肺がんとは
http://ganclass.jp/kind/lung/know/about.php
●がんサポート/肺癌
http://gansupport.jp/articles/lung
●がん情報サービス
http://ganjoho.jp/hospital/index.html
●がんナビ
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/cancernavi/
●緩和ケアネット
http://www.kanwacare.net/
●日本緩和医療学会/緩和医療ガイドライン
http://www.jspm.ne.jp/guidelines/index.html
●東京都在宅緩和ケア支援センター
http://www.kanwacare.jp/
●抗がん剤 副作用 味覚障害への対処法
がん化学療法に伴う摂食障害(悪心嘔吐、味覚異常など)の対策
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjspen/28/2/28_627/_pdf
抗がん剤、放射線治療の副作用「味覚障害」は食事の工夫や亜鉛の補給で乗り切ろう!
http://gansupport.jp/article/measure/measure07/3453.html
抗癌剤による味覚障害に対する治療
https://clinicalsup.jp/contentlist/1419.html
●抗がん剤 副作用 便秘 下痢への対処法
化学療法を受ける患者さんの便秘について
http://www.saitama-cc.jp/department/pdf/kango_katsudou/chemonews100128.pdf
がん化学療法に附随する消化器症状への対応 下痢,便秘および 重篤な消化管症状への対応
http://www.jiho.co.jp/Portals/0/ec/product/ebooks/book/44935/44935pdf.pdf
イリノテカンによる下痢の原因、予防方法、治療方法
http://med.taiho.co.jp/irinotecan/04_03.html
CPT-11(カンプト・トポテシン・イリノテカン)の下痢に対する対症療法
http://www.dofmet.umin.jp/clinical_test/related/pdf/cp/cp_atc3.pdf
●2012年7月18日(水)放送アピタルがん夜間学校 第4回「肺がん:ホントのこと」
https://www.youtube.com/watch?v=uBsIEzi6mII
放送アピタル がん夜間学校 第4回「肺がん:ホントのこと」 肺癌の治療について
https://www.youtube.com/watch?v=8QNVZeTBKzU
放送アピタル がん夜間学校 第4回「肺がん:ホントのこと」肺がんの症状緩和
https://www.youtube.com/watch?v=oCewOfgiJ24
放送アピタル がん夜間学校 第4回「肺がん:ホントのこと」トークで理解を深めよう
https://www.youtube.com/watch?v=LDyfMGkf4ew
放送アピタル がん夜間学校 第4回「肺がん:ホントのこと」放課後
https://www.youtube.com/watch?v=a5hQoDZKTvY