家から25分くらいのところにある訪問診療と訪問看護(ともに24時間対応)の対応のある医院へ
現在の病院の担当医につくってもらった診療情報提供書と画像CDを持って初回の外来相談を受けに私一人で行ってきた。
8時半からの診療時間で医院には8時半ちょうどについた。
待っている間にかなり細かく緩和ケア用の問診票を書かされた。
9時少しすぎくらいに診察室に入って診療相談時間は20分~30分だった。
60代半ばくらいの女性の医師でしっかりお話になる心強い感じの方。
呼吸器もご専門の様子。安心だ。
自宅での看護介護は私一人なので不安であることを伝えると
啓保の病状だと週3日は訪問看護が入り、医師も週2回くらいは自宅にいらしてくれるらしい。
緩和ケア内科も開設されており、在宅ホスピスもすすめている。
私の体力と精神力の問題になると思うが、その辺をフォローしてもらえれば場合によっては自宅での看取りができるかもしれない。
訪問看護の看護師長さんとも挨拶。しっかりしていそうな方だった。
しかし、自宅での看取りまで私一人で行うのでこの先病状がどうなるかわからないし、不安もあるので
これまでの病院の緩和ケア病棟の申し込みもしている旨を医師にも伝えた。
「それは特に問題ないです。いいでしょう。」と医師は答えてくれた。
病院の担当医からの紹介状には、緩和ケア病棟を申込している旨は書いてあった。
25日月曜日が現在の病院の退院日になり、在宅医療の医師の初回往診日に決まった。
啓保を家に連れて帰るのが私は楽しみになってきた。もちろん啓保も楽しみにしている。
午後2時からは病院内の床屋さんに病室に来てもらい散髪してもらった。
気持ちよさそうであった。
バリカンでカットするだけなので所要時間は15分くらいであった。
ベットの上でヘッドの方を起こして頭の後ろ部分をカットするときは私がおさえていた。
3時ごろ私の古くからの友人が訪ねてきてくれて面白おかしく話をしてくれて啓保も楽しそうだった。
2人でベットを背にして話していると面白くないようでベットを囲んで啓保を囲むように話をしたら嬉しそうだった。
「手をマッサージして」というので右手は私が、左手は友人がさすってくれた。感謝する。
嚥下障害があって食事ができないと伝えていたら 啓保のためにと写真のレトルトなどを買ってきてくれた。
しかしもう食べられなくなってしまった。
「yukiちゃんに投げキスしてたね~。」と帰り際に友人が言っていた。
友人と話をしていてもなんだか変なことを言っているし、看護相談の看護師さんがいらしたときも看護師さんに向かって怒っていた。
なんか変だなと思っていたら 今日はいろいろあって疲れたのか、夕方になってまた熱が38℃に上がっていた。