竹内栖鳳展<象図> 病院の帰りに展覧会を見てきました。
昨日は10時に診察予約が入っていた。
ちょっとのんびりして家を出たので病院についたのは10時を少し過ぎてしまった。
10時15分ごろ診察室に呼ばれた。
結果は何も変化なし。腰の痛みもやっぱり椎間板ヘルニアがらみ。頭部に転移もないらしい。
とりあえず、ホッと胸をなでおろした。
結果がよければよかったで、本当に小細胞肺癌か、画像の読影に見落としはなかったか、他に治療方法はないのか、なんて余計なことを考えてしまう。
現在受けているのは臨床試験だが、同じ治療を受けている方22件中3件に間質性肺炎をおこされた方がいらっしゃるということで
同意書の書面の文言が変わるらしい。
<臨床試験/進展型小細胞肺癌(ED-SCLC)CDDP+CPT-114コース終了後のCPT-11維持療法の有効性および安全性の検討試験>
同意書が改定されるのが昨日には間に合わなかったので書類は次回に渡されることになる。
どのような方が間質性肺炎を起こされているのか、どれくらいこの治療を続けている方が間質性肺炎を起こされているのか 聞いてみたが
そのような資料はないらしく担当医もよくわからない様子。
このまま臨床試験を続けるか、少し抗がん剤治療を休み経過観察にするか 次回10月8日までに考えておいてほしい、とのことであった。
このまま続けるようであれば次回から11コース目となる。
「抗癌剤にあっているのか、抗癌剤が効いていることは間違いないと思うのでこのまま進めるという方法もあると思います。10コース続けられる方も少ないです。」とのこと。
ただ、間質性肺炎を起こしてしまうと2次治療(アムルビシンか?)に進めなくなるということらしい。
「小細胞肺癌の場合悪くなると進行が速いので」、とのこと。
診察が終わってから病院の売店横のベンチに座ってお茶をのみながら
「あの先生はさらっというからなあ~。」と啓保がぽつり。私は特に思わなかったが何か感じたのか・・・?
「たくさんの人を診ているのにいちいち感情いれてられないでしょ。」と私。
抗癌剤治療で少し体が疲れているようなので、体力を少し取り戻すという意味でも少しお休みをした方がいいような気がするが・・。
2,3週休んで またこの臨床試験ではダメなのか?その点についてはとっさに思い浮かばず質問ができなかった。
まあ、いま結論を出さずにゆっくり考えよう、ということになった。
臨床試験を中心となって行っている医師に直接質問してみるという選択肢もあるかもしれない。(確か同意書に連絡先が書いてあった)
「こんなふうに2人で過ごす時間が今は一番楽しいのでこんな時間を長くとれるのであればその方法が一番いい。」と啓保。そうだね。(涙)
病院の用事がすべて終わってから啓保の体調もよさそうなので
竹橋/国立近代美術館で行われている <竹内栖鳳展>を見て帰ってきた。
台風が近づいていて雨も降りだしているので空いていていいかと思ったが、思っていた以上に混んでいた。
足腰が悪いので事前に連絡して調べておいたが、車は美術館の入り口の目の前(敷地内)に停めてよいということだったので停めさせてもらい
館内入口にあった車椅子をお借りして展覧会を見学できた。
車椅子が通るとなると みなさん行く先を空けてくれて 視線低くなるため、係りの方も前の方で見れるようにと案内してくれた。ありがたい。
それぞれイヤホンガイドも借りて1時間くらい楽しんだ。
作品はどれも素敵で2人とも感激。よい気分転換になった。作品数も多く見応えがあった。
最近は公共施設には必ずといってよいほど車椅子がおいてあるのでうまく利用すると便利。次はどこへ行こうか?
●竹内栖鳳展ホームページ↓↓
http://seiho2013.jp/
買ってきた絵葉書を撮ってみた。どちらも屏風絵。大きく描かれているので実際は迫力がある。
<虎・獅子図>