昨日は朝5時45分起き。7時20分ごろ自宅をでた。
8時45分にX線撮影の予約が入っており
9時には呼吸器内科の担当医師による診察予約。
その前に採血と心電図検査を済ませなければならないスケジュールとなっていた。
担当医師の診察のあと検査結果に問題がなければ 抗がん剤の点滴となる。
病院への道も昨日は比較的すいており 予定どおり病院へ着き スムーズにスケジュールをこなすことができた。
抗がん剤点滴(シスプラチン+イリノテカン)の4クールと全脳予防照射10日間が終了し 小細胞肺癌のいわゆる標準治療というものは4月9日でとりあえず終了した。
昨日からは 臨床試験の抗がん剤点滴(維持化学療法)が始まった。
イリノテカンのみを3週続けて点滴し 4週目は休みというサイクルで行われる 国立がんセンター中央病院が中心となって行われている臨床試験に参加することになった。
臨床試験の同意書説明書きによると 非小細胞肺癌治療では効果を上げていると書いてある。
病気が進行する時期を2ケ月程度遅らせる可能性があることがわかってきたと書いてある。(たった2ケ月か~。)
もしこれで効果が上がらず悪化してしまった場合は アムルビシンをつかった2次治療に切り替えると担当医から説明があった。
アムルビシンを使った場合は入院ありとのこと。
昨日はイリノテカンのほかにゾメタという骨転移に効く骨を強くする薬も点滴した。
それから全脳予防照射治療中は髪の毛もぬけていなかったが 治療が終了したら 医師の言うとおりぬけてきた。
それと同時に頭の皮膚も白くカサカサとなってきて 本人かゆいということなので 昨日は急遽 放射線科の医師も診察してくれて頭につける塗り薬(ヒルロイドソフト軟膏)をだしてくれた。
帽子も考えていたので医師に質問したが 帽子の繊維が皮膚につくと余計にかゆくなるので今はやめておいた方がいいです、との回答だった。
点滴治療を待っている間(約2時間) 私は病院のあちこちにおいてある資料などを読んだりして情報集め。
がん感染症拠点病院となっているため 結構な最新情報を集めることができる。
帽子などの患者向け通販カタログもおいてあった。
冷え症の啓保にと探していた先日デパートに行ってもなかった100%絹の5本指ソックスが載っていた。さすが・・・。
終了したのは会計まで含めて2時近く。
帰りは 池袋のデパートのレストランにある啓保のお気に入りに小龍包の店に行って昼ごはん。
美術品など置いてある階で絵の展示即売会を見て そのあと地下の食料品街をぶらぶらした。
デパ地下は元気なころには啓保は一人で寄っては何か好きなもの、おいしいものを買ってきていたので慣れた場所。
しかし訪れるのは腰を痛めた昨年の6月以来なので 昨日は久しぶりのデパ地下散歩。
啓保もうれしそうであった。食べたいものを選んで購入。
全脳予防照射で頭がボケちゃいけないと 今日は自宅で電子オルガン(カシオトーン)にむかって「いい日旅立ち」を初めて練習した。
頑張れ~~!
午前中は仕事仲間の大工が家に来てくれておしゃべりが楽しそうであった。人に会うのはやっぱり嬉しい様子。
日曜日は世田谷美術館、砧公園に遊びに行った。フリーマーケットが催されていてしばし買い物。楽しかった。