奨金狩り 夏目影二郎始末旅 14
平成21年10月15日-22日
著者 佐伯泰英
光文社文庫
【内容】実父・常盤秀信から新たな使命を受けた夏目影二郎は、愛犬あかを伴い上州に向かう。遅れて合流した菱沼喜十郎、おこま親子と共に腐敗した八州廻りを調べることに。ところが影二郎の首に、国定忠治同様奨金が懸けられたのだ。奨金を狙う餓狼たち、怪しい公家の一行、極悪な八州廻りと対決する彼らは、やがて幕府を揺るがす大陰謀へと辿り着くが…。
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●さあ、忠治は生きているのか死んでいるのか?その姿を求めて上州へと旅立つ影二郎。そして、いるのかいないのかわからぬ八州廻り三人の所在をも確かめねばならない。上州では、忠治のほかにも影二郎自身にも奨金が懸けられていた。その奨金を求めて、刺客が襲う。その先には、幕府を揺るがす陰謀が渦巻いていた…。陰で操るのは、水戸か、鳥居耀蔵か・・・。