
●「キスの日」。1946年5月23日に、日本で初めてキスシーンが登場する映画である、佐々木康監督の『はたちの青春』が封切りされたことから。
●「恋文の日/ラブレターの日」。5月23日の「523」が「こいぶみ」と読めることから。

●「ガールスカウトの日」。1947年(昭和22年)のこの日、ガールスカウト運動を再開するための準備委員会が発足。ハイキングやキャンプなどはもちろんのこと、ボランティアへの参加など、人や自然との交流を図ることを目的に活発な活動を続けている。

●「ローマ字の日」。ローマ字国字論を唱えた田中館愛橘の命日が、1952年(昭和27年)5月21日。日本ローマ字社が、これを一日ずらして、1955年(昭和30年)にこの記念日を制定した。
●「東京港開港記念日」。明治以降、横浜港を外港としてきたが、東京でも、関東大震災をきっかけに大型船の入港できる港の整備が始まった。1941年(昭和16年)のこの日、外国貿易港として東京港が開港指定を受けたことにちなむ記念日。

●「国際親善デー」。ロシア皇帝ニコライ二世の提唱によりオランダ、ハーグにて開催された第1回平和会議で、26カ国参加のもと国際紛争平和的処理条約が締結されたのが1899年(明治32年)のこの日。これを記念し《国際親善デー》が定められた。日本では1931年(昭和6年)から実施している。

●「世界電気通信記念日」。国連の専門機構:国際電気通信連合(ITU)の前身である万国電信連合が1865年のこの日に発足したことにちなむ記念日。より速く、より正確なコミュニケーションの実現と、電気通信の普及を目指して、ITUが1968年(昭和43年)より実施している。

●「沖縄本土復帰記念日」1972年(昭和47年)のこの日、沖縄の施政権が戦後27年ぶりにアメリカから返還され、沖縄県が発足した。この日は平和集会や行進が行なわれ、沖縄の人々に特別な感慨を抱かせる記念日である。

●「メイストーム・デー」愛の告白の日バレンタインデーから約3か月となる今日は、別れ話を切り出すのに絶好の日とされる。もっとも、五月の嵐(メイストーム)のように一瞬のさりげなさが大切。この日を乗り切れば、6月12日には「恋人の日」が待っている。

●「ナイチンゲール・デー」。1820年のこの日に“赤十字の母”ナイチンゲールがイタリアのフィレンツェで生まれたことを記念する日。その功績を讃えるため、1920年(大正9年)に世界赤十字社が制定した。
●「海上保安庁開庁記念日」。アメリカのコースト・ガード(沿岸警備隊)に類する海上保安業務を行なう機関として、1948年(昭和23年)5月1日に海上保安庁が発足。初代長官が庁旗を挙げたことにちなんでこの日を《海上保安庁開庁記念日》と制定した。

●「長良川鵜飼開きの日」。日本の初夏の風物詩、長良川の鵜飼はこの日から10月15日まで十五夜と増水のときをのぞき行なわれる。松明の火に照らされて、古式ゆかしい衣装の鵜匠が巧に鵜を操る姿はまさに幻想的。
●「母の日」。5月の第2日曜日。日頃の母親の苦労をいたわり感謝する日。アメリカ人のアンナ・シャービスが亡き母をしのんで霊前に白いカーネーションをたむけたことに由来し1908年(明治41年)アメリカで始まった。日本では1949年(昭和24年)から行なわれている。

●「日本気象協会創立記念日」。1950年(昭和25年)のこの日、日本気象協会が業務を開始したことにちなんで制定された記念日。気象庁の外郭団体として、観測、予報、気象相談から気象関連器具の製作・販売に至るまで、気象についての様々な事業を行なっている。