goo blog サービス終了のお知らせ 

雑記帳

豊田市在住 あきたんの日記風ブログ 様々なジャンルのブログです。

詩;『こころには』

2025-05-22 18:55:34 | 
「こころには」

こころには
いつもお何かが
引っかかっていて
何かの拍子に
ひょいと
顔を出す。
いい時もあれば
悪い時もある。

こころには
いつもためる袋があって
それがいっぱいになると
穴が開いてか
いっぺんに飛び出してしまう。
そんなときは
たいがい
悪い時だ。

こころがいつも
シューシュー言ってて
空気が漏れてるみたいな
そんなときは
何も考えられず
ただただ
その
シューシューしてる音を
聞き耳立てて聞いてるだけ。

こころがとろとろと
とろけるような
そんな時を
過ごしてるときは
あたたかな
何かにくるまれてるような
いつまでも
いつまでも
そうしていたいと思ってしまう。
そんな時には
もう
立ち上がってこられない。

いつまでも
いつまでも

とろとろとした
こころの中で
沈んでいくんだ・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

詩;『人生いろいろあって』

2025-05-04 19:02:22 | 
「人生いろいろあって」

人生って
いろいろあるね。

なんか時々
怒られるんだよね、
面白いだろ。
だって
誰かが
ボクのことを
気にかけてるんだぜ。

ちょっと
声かけられて
振り向くとさ
なんか違う人みたいに
なるんだぜ。
面白いだろ。

あそこにいる人なんか
ボクに
笑いかけてくるんだ。
でも
知らない人だよ、
おかしいだろ。

何んか
どやどやとやってきては
大騒ぎしてくるんだ、
迷惑だろ、
誰も呼んじゃいないのにさ。
なんか騒ぎたいだけみたいだよ。
ホント
迷惑だよね。

けがや病気なんかも
しょっちゅうさ。
手が直ったかなと
思ったら
今度は、足なんだって。
次はどこかが
悪くなるんだろうよ。
まあ、
次から次と
休む暇ないね。

人生って
いろいろあるから
面白いんだろ。

なあんにもなかったら
面白くないだろ。

人生って
いろいろあるから面白いんだって。
人生面白がっちゃえって。
楽しいんだろ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

詩;『置き去りのおもちゃ』

2025-03-29 19:11:05 | 
「置き去りのおもちゃ」

おもちゃが
隅っこで
まるでかくれんぼ。
誰かが
あそこへ追いやったんだよね。
まさか
自分で歩いていくなんて、
トイストーリーじゃあるまいし。

ああ
あんなにほこりをかぶって
まるで薄墨色の薄化粧、
あんなお顔じゃ
もう外には出られないよ。

打ち捨てられてしまった
おもちゃは
これからどうしよう。
ひとりで
歩くわけにもいかないし、
大きな声で
叫ぶのもはばかれる。

ああ
あんなにほこりをかぶって
まるで薄墨色の薄化粧、
あんなお顔じゃ
もう外には出られないよ。

置き去りのおもちゃは
もうどうしようもなく
また
こちらを向いてくれるのを
じっと
待つしかないんだよ。
這いずり回ってもいいのかな、
大きな声で
歌ってもいいのかな、
電池切れたらもうおしまいだ。

ああ
あんなにほこりをかぶって
まるで薄墨色の薄化粧、
あんなお顔じゃ
もう外には出られないよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

詩;『からだは借り物。』

2025-03-17 18:44:42 | 
「からだは借り物。」

からだは借り物、
こころは・・・

けがをしても
病気をしても
このからだは
借りものだから
痛くても
かゆくても
むずむずしてもしょうがない。

こころは
いつも一つで
ここにしかないから
誰かに貸してやれるものでもない。

からだを鍛えて
ムキムキマンになっても
変身して
ライダーになっても
マンになっても
いずれは
お返しするときがやってくる。

こころはいつも変わらないから
いつまででも
自分の思いのまま。
若い時のままでもいいし、
年をとってもいいし
どんなものにもなれそう。

からだは借り物だから
いつかはお返しして
こころだけになって
自由に飛んだり
跳ねたり
幾千光年も
飛べたりするんだ。

借り物のからだは
古くなっていくから
ふしぶしが痛いとか
動きが鈍くなったとか
目が見にくくなってきた、
なんてことになるね。
仕方がないね。

からだは借り物、
こころは・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

詩;『六根のあまねく光を発する者よ。』

2025-03-11 18:27:24 | 
「六根のあまねく光を発する者よ。」

六根のあまねく光を発する者よ、
すでにあなたは
仏となれり。

仏を求めれば求めるほど
遠のく光たち。
その光は
すでに身にあふれんばかりに
発するというのに、
どこを見ているのだろうか。

六根のあまねく光に
包まれるのは
それは仏なのです。

己の自覚無く
さまよえる人のなんと多いことか。
六根のあまねく光を発する者よ、
自覚せよ。
自らを省みよ、
みなが等しく発する光で
この世は満ち満ちている。
ただその自覚がなく、
使い道も知らない。

六根のあまねく光を発する者よ、
すでにあなたは
仏となれり。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

詩;『キミは何か見つけたね』

2025-03-05 19:43:11 | 
「キミは何か見つけたね」

キミは
何か見つけたね。
ボクが
どこかへ行ってる隙に
何か見つけたね。

小鳥は
辺りをキョロキョロと
首をかしげて
見ているね。
きっと
小さな虫でも
見つけたのかな。

キミは
何か見つけたね。
ボクが
あちらを向いてるうちに
何か見つけたね。

何かひそひそと
ささやく声が
聞こえてるよ。
きっと
ボクの大切なものを
見つけたんだね。

キミが見つけたモノは
なんだろね。
ボクが
うつろにしてるうちに
何か見つけたんだね。

小鳥が、また
チロチロと
やってきたみたい。
何かをまた見つけたみたい。
ボクが
教えてあげようとしたら
あら、
飛んで行っちゃったよ。

キミは何か見つけたね。
ボクが
ちょっと
目を離した隙に
何か見つけたんだね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

詩;『小鳥が鳴くとき』

2025-02-05 19:00:27 | 
「小鳥が鳴くとき」

小鳥の鳴き声がするね。
そんなときは
平和な時。
小鳥に
そおっと近づいたり、
いまにも捕まえるぞ、
なんてことしたり、
鳥もちなんか
最低だね。

小鳥が
チロチロ、
チッチ チッチと
鳴いている。
チリチリとも
聞こえるね。

平和な時、
平和な朝、
風も吹かず
木々もざわめかない
そんな平和な時、
小鳥が鳴いてるよ。

小鳥も平和な時。
鳥もちで
捕まえられて
羽をむしられ
火であぶられる、
そんなことの無い
平和な時。

あっ

飛んで行ってしまったね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

詩;『聞こえる』

2025-01-23 19:08:49 | 
「聞こえる」

遠くの声が
近くに聞こえ
これは
幻聴なのかと
疑いたくなる。

心の隅で
そんなことは、
と問い返すが
応えは返ってこない。

小さな声で鳴いている
小さな声で囁いてる
それも
私の耳元で。

ふいと
そちらを向いてみるが
そこには
小鳥も人もいない。
やはり幻聴なんだろうか。

何かをしてるとき
不意にそれは
聞こえてくる。
これはまやかしなんじゃないか、
そんな気がする。

いつか見た光景が
脳裏に焼き付いてて
それが
音になって
よみがえる。

そんなときに
聞こえるんだろうか。
遠くの音が聞こえる
ひそやかに
ひそひそと
私を呼ぶように。

囁き返してみようか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

詩;『輝く星は』

2025-01-16 19:06:50 | 
「輝く星は」

輝く星は
どこにある。

輝く星は
ここにある。

輝く星は
どこにある。

輝く星は
天空にある。

輝く星は
どこにある。

輝く星は
夜空にある。

輝く星は
どこにある。

輝く星は
ソコにある。

輝く星は
どこにある、

輝く星は
どこにある。

輝く星は
どこにもなく。

輝く星は
どこにある。

輝く星は
あなたの中に。

輝く星は
どこにある。

輝く星は
あなたの心に。

輝く星は
どこにある。

輝く星は。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

詩;『高い塔』

2025-01-14 19:03:28 | 
「高い塔」

そこに立ちはだかるのは
高い塔であった
どこにもないような
そんな塔は見たことがない

だれがそんなものを
こんなところに作ったのか
見当もつかない
みれば見るほど恐ろしい

いつもならすんなりと
行けるものを
あんな塔があっては
息どまりだ

それにしても
高い塔を作ったものだ
誰かが気まぐれで
創ったものではない

遠くから見ても
それはそれは恐ろしいものだ
あのモルデモートでさえ
しり込みするだろう

さあそれでも
越えなければならない
あの高い塔さえ
越えればもう何もないのだから
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

詩;『トンでも八分、歩いて五分。』

2024-12-28 16:51:26 | 
「トンでも八分、歩いて五分。」

トンでも八分
歩いて五分。

世の中には理不尽が
横行しててさ
何やってもダメな時は
ダメなんだな。

トンでも八分
歩いて五分。

シレシレと
嘘つく奴なんか
最悪だよ。
知らずに近づいた
俺もバカだったよ。

トンでも八分
歩いて五分。

どこにでも
いる様な奴が
一番危ないんだってさ。
そんなこと
知らないからな。

トンでも八分
歩いて五分。

まあいいこともあるんだ。
人知れず
助けてくれたり、
人知れず
教えてくれたり。

トンでも八分
歩いて五分。

こんな世の中だけどさ、
悪いことばっかじゃ
ないよ。
きっと。

トンでも八分
歩いて五分。

どこかの誰かが
ちゃんと見ててさ
そのうちに
幸運ってやつが
とびこんで来るのさ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

詩;『はかなく短い命』

2024-12-22 19:04:37 | 
「はかなく短い命」

はかなく短い命。
人間せいぜい100年。
木は1000年。
岩石は10000年。
地球は46億年。
宇宙は・・・
はかなく短い命。
短い人生で
すったりもんだり。
わめいたり転んだり。
怒ったり泣いたりしてるんだ。
中には
世間に出たくないって言って
閉じこもる人もいるよ。
食事はどうしてるんだろうね。
はかなく短い命。
なんか
あっという間だよ。
ホント、
嘘みたいだけど
本当だよ。
はかなく短い命を
どう使うかは
自分勝手次第。
命は自分のもの。
まだこの先に何か
あるんじゃないかと
ワクワクしてるやつらが
生き延びてる。でも
はかなく短い命。
いまを見つめて、
いまをかみしめて、
いまを感じて、
ちょっとずつ
削っていくものなんだ。
はかなく短い命。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

詩;『強いやつ』

2024-12-04 20:58:00 | 
「強いやつ」

強いやつには
敵わない。
強いやつには
勝てないもの。

あそこに強いやつがいる。
なんかふてぶてしい感じ。
見た目で決めるのは
良くないけど
強そうなんだから
仕方がない。

強いやつは
とてもしなやかで
まるで
雪の降った
竹林のよう。

強いやつは
頑丈で
なにものにも
屈しない。

強いやつは
いじめられても
平気の平左、
知らん顔。

強いやつは
困ってるやつを
ひょいと
助け上げる。

強いやつって
そこら中にいるようで
いないもんだな。

あれ、
いたよ、
ここに。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

詩;『化け化け』

2024-11-29 19:35:11 | 
「化け化け」

なんにでも
化けられるさ。

いつもみたいに
子どもになってみたり
赤ちゃんになったりして
ちょっと
大人を困らせるのさ。
いたずらのうちに入らないよ。
だって
それが生きてく術なんだからね。

たまには
男になったり
女になったりして
面白がってるんだ。
だってそうだろ、
誰も
私のことなんて
知らないんだからさ。
なんにでも化けてやるさ。

あんなふうに
葉っぱになったり
花になったり、
枝なんてのもいいかも。
たまに小鳥が
とまったりして。
ああ、でも
そんなに揺らさないでおくれよ、
折れてしまったら
それでも痛いんだよ。

ああ
魚がいいかな。
それとも
空飛ぶ鳥がいいかな。
夜空に光る
星になれたら
どんなにか
すがすがしいだろう。

なんにでも化けてやるさ。
いつだって
どこにだって
いけるんだから。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

詩;『生きてるって不思議だね』

2024-11-28 18:42:59 | 
「生きてるって不思議だね」

不思議なことって
いろいろあるけれど
生きてるって
とっても不思議。

猫が近づいてくるよ。
何を思い
何を考えて
近づいてくるんだろう。
みゃあみゃあ
言ってるけど
不思議だね。
生きていて
何かの意思があって
動いてるんだよ。
とっても不思議。

白いうさぎが
飼われているよ。
あんなところに閉じ込められて
窮屈なんじゃないかな。
何か不満はないのかな。
人の手で
葉っぱや草をもらって
もぐもぐ
もぐもぐ
食んでいるよ。
なあんにも
文句も言わず
生きてるって
不思議だね。

ほら
手や足や口や
もう
心臓や内臓たちが
生かすために
動いているよ。
何も言わず
なにも文句も言わず
嫌な食べ物でも
嫌いなものでも
どんどん消化していくよ。
生きていくためだけど
誰も頼んだりしてないよ。
なんか勝手に動いてるみたい。
不思議だね。
ボクを生かすために
動いているよ。
不思議だね。

生きてるって
ほんと
不思議だね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする