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放射能除去と防御ができる食事まとめ。内部被ばくの対策(前半)【放射性物質の減らし方】

2019年09月16日 07時49分04秒 | 身体から放射能を除去する方法

危険な食品添加物一覧より転載

放射能除去と防御ができる食事まとめ。内部被ばくの対策

https://tenkabutsu.com/radioactivity-measures

(読みやすいように前半と後半に分けました)

一部省略

ーーー転載開始ーーー

放射性物質の減らし方

 

理想を言えば、できるだけ余計な放射性物質を体に入れないのが一番です。

 

しかし気を付けていても100%避けることは不可能に近いでしょう。

 

放射線にはα線、β線、γ線、中性子線の4種類があり、中でもα線は紙一枚でも遮断できます。

 

そのため、α線は体の外にある限り、体内には驚異にもなりません。しかし体内に入るとダイレクトに内蔵を刺激し、細胞にダメージを与えます。
ダメージの量はα線の強さによりますが、他のものの10倍のダメージがあると言われています。

 

皮膚は様々なダメージに対抗するため、多重防衛できる作りになっています。
メラニン色素を作って紫外線から守ったり(紫外線も放射線の一種)何重もの構造になっています。

 

しかし内蔵は消化吸収する器官なので、皮膚ほど防御力は強くありません。内部被曝が外部被曝より恐れられているのは、これが理由です。

 

しかし、少しの工夫で内部被曝を大幅に減らすことはできます。すぐに出来ることばかりなので、今日から実践してみましょう。

 

よく洗う

一番てっとり早いのは、「よく洗う」こと。

 

野菜や果物を扱うときは、大きなタライに浸して、しっかりすすいでから使いましょう。

 

半減期が長く、原発事故で主な問題になるセシウム137やストロンチウム90は水溶性です。

 

ナスやトマトでの実験では、しっかり洗うことで未洗浄の半分以上の放射性物質を取り除くことができました。
葉もの野菜は表面積が広くて凹凸があるので、しばらく水に浸すと良いでしょう。

 

水に浸すことで、農薬や害虫、土砂なども多く取り除くことができます。

 

魚介類も、水洗いはぜひ行いましょう。魚介類を洗うときは真水ではなく、3%ほどの塩水で洗うと、うま味をしっかり残したまま取り除けます。
水洗いすることで内蔵や血などを取り除き、味が良くなる効果もあります。
 

 

茹でこぼす

 

食物全般に言えることですが、茹でこぼすことで放射性物質をある程度除去できます。

 

野菜はもちろん、魚、肉など、幅広い食材に使える技です。
野菜はよく水洗い+茹でることで、ダブルの除線効果が期待できます。

塩茹ですると更に効率よく除去できます。
塩の浸透圧で内部の放射性物質が、水分とともに絞り出す効果が期待できます。

 

しかし、茹でることで大事な栄養素が水に抜けてしまいます。
放射線を恐れ過ぎて栄養が偏り、栄養失調になるのは本末転倒です。

これらの処置は汚染の心配が懸念されるものに限り、汚染が比較的少ないとされる地域の食材は、余すことなくいただきましょう。
 

 

保存食材に加工する

 

乾物など、保存食にすると、危険な放射性物質を減らすことができます。
時間を置くことで、多くの放射性物質は消えます。

原発事故でもっとも危険なのは、放射性物質が大量放出されてから90日間と言われています。

 

特に放射性ヨウ素131は原子炉の中で大量発生する上に半減期が約8日と短く、多くの放射線を放出します。
チェルノブイリ原発事故で多くの人が牛乳を介して甲状腺に被曝しましたが、その原因がヨウ素131です。

 

特に、事故のあった地域は内陸部で、慢性的なヨウ素不足だったために被害が広がりました。

 

そのため、加工することで危険な放射性物質が消滅するのを待つ、というのは有効な手段です。
乾物はもちろん、ひもの、バターやチーズに加工することで長期間保存できます。
しかし、加工品ばかり食べるのは栄養が偏りますバランスを心がけなくてはなりません。

 

脂にはセシウムはあまり残らない

セシウムは水溶性のため、脂とは相性が良くありません。

 

そのため、チーズやバターに加工すると、排出される乳清に多く含まれます。

 

日本では乳清を使うことはあまりないので、(欧米では「バターミルク」の名で流通し、安価で低脂肪のためよく利用されています)チーズやバターは安全と言えます。

 

酢漬けにする

放射性セシウムとストロンチウムは水溶性ですが、水より酢のほうがより溶けやすい性質があると言われています。

 

酢漬けにすることで長期保存もできるため、他の放射性物質の半減期を乗り越えることも期待できます。

 

漬け込んだ酢は放射性物質が入っている可能性があります。もったいないですが、気になる時は再利用せずに処分したほうが良いでしょう。

 

ここもやはり産地を気にすることで避けられる問題でもあります。
 

 

放射性物質が集まる部分を知る(芯、皮、内蔵を除去)

 

放射性物質は、核種によっても異なりますが、食品のある部分に集中して溜まる性質があります。

 

セシウムやストロンチウムは米ぬかや胚芽、魚介類の内蔵、えら、うろこ、骨に含まれることが多いと言われています。

 

骨ごと調理する料理はカルシウムをたっぷり摂取できて良いですが、ストロンチウムは骨に蓄積する性質があります。
日常的に多量に食べるのは控えて、他の食材(海草や野菜)などからまんべんなく栄養を摂取すると安心です。

 

内蔵は、できれば取り除くほうが安心です。
新鮮でない限り味も苦くて美味しくないので、しっかり除去しましょう。
 

 

細かく刻む

 

切断面が多いほど、内部の放射性物質の除去に役立ちます。

 

キャベツは手でちぎるよりも、千切りのほうがより放射性物質を排出しやすくなります。

 

ただし、比例して大事な栄養素も逃げてしまいます。
やはり産地を厳選し時々は丸ごとで楽しみましょう。
 

 

精白する

米の場合、放射性セシウムは外皮の部分に集中して残ります。
白米にするだけでも60~90%も減らすことができます。

 

とはいえ精白すれば全く問題なく頂くことができるか?というとそうでもありません。

 

日本人の多くは、ほぼ毎日お米を食べるので、微量に残った汚染物質でも積み重ねるとよくありません。

 

毎日のことですので、ここは特に安全なものを選びたいものです。

 

また玄米には豊富な栄養があり、捨てるのはもったいものです。
問題ないとされる産地のものを選ぶと安心でしょう。

 

玄米にはフィチン酸という体内の有害物質を排出する効果もあります。
放射線除去にも大変良い働きをするので、時々は玄米で頂くこともおすすめします。

ただし、フィチン酸は大事な栄養素まで排出する副作用もあります。
子供に過剰に玄米を与えるのは栄養失調の原因になるので、適度に留めましょう。

他にも放射性物質を排出しやすい食材はたくさんあります。

ーーー以上転載ーーー

後半に続く


 

 

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