愛詩tel by shig

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ミネラルウォーターの選び方3

2020年09月12日 06時00分57秒 | 食にまつわる話
食品のカラクリと暮らしの裏側より転載
2019年03月18日


ーーー転載開始ーーー

■会社で多くのお茶やコーヒーを飲んでも利尿作用で脱水状態

サラリーマンやOLの身体はいつでも水不足で、ダムや川・湖でいうなら1年中“渇水状態”です。
朝食も食べずに、水分も摂らずに、満員電車で揉まれれば汗をかきます。
会社で多くのお茶やコーヒーを飲んでも、利尿作用で脱水状態。
仕事が終われば、楽しみなビールで乾杯。
家に帰ってお風呂に入ってからも、またまたビールを一杯。
特にお風呂で汗をかいた後のビールは、利尿作用が強く、却って脱水状態になってしまいます。

一日中、水分を飲んでいるつもりでも、オシッコや汗(水分)を排出しているので身体は水不足(渇水状態)なのです。
こうした生活パターンは、想像以上に身体に負担を掛けています。
今は大丈夫でも、加齢と共に厳しくなりますよ。
普段、あまり感じていませんが、水の役割は酵素の働きを活発にさせることです。

体内の酵素は、約3,000種類の化学反応を司っています。
食べ物を分解し栄養素を吸収し、活性酸素を消し去るのも酵素です。
多くの酵素が、水に溶けて活動しているのです。
あまり水を摂らなかったり、質の悪い水を飲んでいると、酵素の働きが悪くなって発ガンや老化が早まります。
強い水の溶解力によって、私達の身体は維持できていると言っても過言ではありません。


■熱中症対策のように喉が渇く前に意識的・定期的に補水すること 

毎日、2,500mlの水分が身体から出ていきます。
尿として1,400mlが排出され、汗が600ml、呼吸から400ml、大便で100mlです。
しかし補充すべき毎日2.5リットルの水は、飲めないと早合点しないで下さい。
食事(食品)から、知らず知らずのうちに1,000mlが摂れます。
また体内で合成される分があり、300mlが作られます。
差し引き分・毎日最低限、1,200mlの水が必要になってきます。

この量を飲まないと、“水不足”に陥ります。
どうやって飲むか?工夫次第で効果が出る、あるいは逆効果になる場合があります。
正しい飲み方は、コップ1杯(150ml)ずつ8回に分けて飲むことです。
①朝の目覚め ②朝食後 ③職場で10時頃 ④昼食後 ⑤午後3時頃 ⑥夕食後 ⑦入浴後 ⑧そして最後は寝る前の1杯で、計8回・1,200mlの補給です。

仕事の関係でこの通りの摂り方は無理でも、こうしたことを知って、こまめに摂ることが大事なのです。
お風呂の湯と同じく、減った分だけすぐ足してあげるのです。
暑い時などは、喉が渇いた時では遅いのです。
TVで見るマラソン選手の給水や熱中症対策のように、喉が渇く前に意識的・定期的に補給することです。
1日少しずつ8回の給水が、健康の秘訣です。

■水の一気飲みや水代わりのビールでは水分補給に逆効果 

敢えて、悪い飲み方・逆効果の飲み方を説明します。
朝一で、ペットボトルをグイグイ飲む(そもそも水は一遍に飲めないが)、夕方に水代わりのビールを何杯も飲むことはNGです。
水を一気に大量に飲めば汗が噴き出して、体温低下・ミネラル分を排出させてしまい、結局、腎臓に負担ばかりを掛けてしまいます。

1日に必要な1,200mlのうち、ビールや酒の数値はカウントしてはいけません、残念でした(笑)。
アルコールは、却って脱水症状を起こすから逆効果です。
アルコール類は、飲んだ量のプラス10%の利尿作用があると言われます。
例えばビール1,000mlを飲むと、尿は1,100ml出て、100mlの脱水状態になるのです。

体内の水分は微妙で、たった1%減っただけで喉が渇くそうです。
我慢していると脱水症状になり、体温が上昇してきます。
15~20%も水分が減ると、死亡する恐れがあります。
暑い夏や炎天下のスポーツをする時だけでなく、常に毎日小分けに8回・計1,200mlを摂る心掛けが必要なのです。
防災と同様に、水も“事前”の対策が必要です。

 ご案内 腎臓病などの方は、水分摂取量は医師とご相談下さい。

ーーー転載終了ーーー




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