前回の旅行の日記、実は病院でアップしていました。
12月9日、土曜日。
朝から六華のマッサージでした。
いつものように主人と出かけ、
マッサージが終わると、いい天気だったので近くの道の駅に寄り、
お弁当を買って広場で食べました。
六華はうとうと寝始めました。
そのまま車に乗せて、パン屋さんに寄ってもらいました。
大好きな食パンを買って、主人と六華が待つ車に戻ろうとした時です。
いきなり激しく息切れがしました。
短距離走を全力で走った後のように、ものすごい息切れです。
気が遠くなりそうで、両手の力も入りません。
しばらくすると治まったので、予定していたごん太のお墓参りは
取りやめて、クッキーの納品だけ行って、家に帰ろうと主人と話していました。
納品に行ったら、ほんの数メートル歩いただけで、
話もできないくらい息が上がります。
それを見たオーナーさんは、「これはただごとではないやつだから、今すぐ病院に行って。」
と救急車を呼ぶ前に相談してみるダイヤルにかけてくれました。
紹介された病院は、救急病棟がいっぱいとのこと。
ならば、診察券を持っている大きな病院へ走って下さいと
アドバイスしてもらっていたので、10月から11月にかけて
下肢静脈瘤で受診していた病院へ行きました。
着いた時、また発作のような症状が出て、受付で倒れてしまいました。
すぐに血液検査と心臓、肺のCTを取ってもらいました。
この時、救急で診て下さった先生と、
すぐに病院へ行きなさい!と言ってくれたカフェのオーナーさんが
今回私の命を救ってくださったことになりました。
たぶん血栓が肺に飛んでいると思う。
月曜日に担当医が決まってから血管造影をしないと確定できないが、
みなしで血栓を溶かす点滴をしても良いかと聞かれました。
良いかと聞かれてもわからないし、お任せするしかありませんでした。
そしてそのまま入院になりました。
主人も私も、もう何がなんだか…です。
その日と日曜日は、看護士さんの詰所のすぐそばで
要観察だったみたいで、広い2人部屋に私一人でした。
じっと横になっていると特に辛くもなく、
トイレも一人で行ってもいいと言われましたが、
点滴と、24時間用の心電図のモニター、酸素飽和度を図る装置が指に付き、
ガラガラといっぱい引きずってトイレに行っていました。
看護士さんも1時間おきに様子を見に来てくれました。
夜中、ちょっと眠り始めたら看護士さんが飛んできて、
「おかもとさん!酸素しましょう。」と言うので、???
眠ると急激に酸素飽和度が落ちたらしく、
その時から3日間ほど酸素も付けることに…
月曜日、担当の先生が来てくれて、「詳しい検査しないと断定できませんが、
急性肺塞栓症ですね。」と言われました。
いわゆるエコノミークラス症候群です。
へ?飛行機に乗ってないのに???
その日、血管造影で左膝の裏に血栓が見つかり、
それが両方の肺に飛んでいました。
月曜日から個室へ移動したのですが、1週間は部屋の中だけで
生活してくださいと言われました。
個室なのでテレビは見放題で、Wi-Fiも飛んでいてパソコン持ち込みOKなので、
テキストを持ってきてもらい、ひたすらペットフーディストの試験勉強をしていました。
シャワーの許可が出なくて、お風呂に入りたいな~と思いました。
すごく楽しみだったのは、お食事の美味しかったこと。
常食なので、ご飯もおかずもすごく美味しいんです。
栄養士さんが部屋に来て、味や盛り付けなどめっちゃ聞いていました。
薬剤師さんも部屋まで来て、お薬の説明をしてくれました。
出産以来入院なんてしたことなかったので、今の病院のシステムに驚きました。
3日目に点滴は取れて、内服薬のみになりました。
最初の1週間は量が多いので、副作用で微熱が出ました。
アレルギーも出て、耳の周りや額がかゆい。
でも、担当の先生はどんな些細なこともちゃんと話を聞いてくれて、
すごく忙しいのに、絶対に毎日病室まで顔を出してくれました。
息子や主人はもちろん、お嫁ちゃんも、お嫁ちゃんのご両親まで
お見舞いに来てくれました。
1週間後にはシャワーの許可が下り、10日目からは大浴場にも行けました。
先生の話では、この病気はICUに入る人がほとんどで
治っても酸素を離せないと言っていました。
最初の処置が早かったのが何より良かったそうです。
家族にも友人にも心配をかけてしまいました。
おかげさまで2週間で無事に退院できました。
12月23日に退院し、翌日はクリスマスケーキを主人と食べることができました。
今回の入院で一番大変だったのは主人だったと思います。
六華の世話は24時間ひとりで。
六華が寝ている間にお風呂に入るのも
いつ起きるかと気が休まらなかったと思います。
その上、家事と買い物、私のお見舞いとバタバタだったと思います。
今回はお客様には申し訳なかったのですが
ワンちゃんのお節はすべてキャンセルさせてもらいました。
おかげさまで、退院後もゆっくり養生できました。
27日には次男が帰省し、30日に久しぶりにテンシバへ行って来ました。
暖かかったし、いつもお世話になる『青いナポリ』のテラス席は
インナーテラスだし、ストーブもあったし、快適でした。
六華、いつになく楽しそうでした。
年末はこのような感じで、次男が家のことを手伝ってくれたり、
友達と出かけたらお土産を買ってきてくれたり、
家族で楽しく過ごすことができました。
2023年は、六華が前提疾患になったり、母が亡くなったり、
入院したりと悪いこともありましたが、でもやっぱり楽しいこともたくさんありました。
長年勤めた会社を辞めてから、本格的にクッキーの仕事が増え、
ずっとやってみたかった個人事業主になりました。
2024年もまた新しいことが始まりそうです。
いくつになっても、何にでも挑戦できるんですよね。
病気にならないように気をつけて、家族仲良く楽しく過ごしたいと思います。
12月9日、土曜日。
朝から六華のマッサージでした。
いつものように主人と出かけ、
マッサージが終わると、いい天気だったので近くの道の駅に寄り、
お弁当を買って広場で食べました。
六華はうとうと寝始めました。
そのまま車に乗せて、パン屋さんに寄ってもらいました。
大好きな食パンを買って、主人と六華が待つ車に戻ろうとした時です。
いきなり激しく息切れがしました。
短距離走を全力で走った後のように、ものすごい息切れです。
気が遠くなりそうで、両手の力も入りません。
しばらくすると治まったので、予定していたごん太のお墓参りは
取りやめて、クッキーの納品だけ行って、家に帰ろうと主人と話していました。
納品に行ったら、ほんの数メートル歩いただけで、
話もできないくらい息が上がります。
それを見たオーナーさんは、「これはただごとではないやつだから、今すぐ病院に行って。」
と救急車を呼ぶ前に相談してみるダイヤルにかけてくれました。
紹介された病院は、救急病棟がいっぱいとのこと。
ならば、診察券を持っている大きな病院へ走って下さいと
アドバイスしてもらっていたので、10月から11月にかけて
下肢静脈瘤で受診していた病院へ行きました。
着いた時、また発作のような症状が出て、受付で倒れてしまいました。
すぐに血液検査と心臓、肺のCTを取ってもらいました。
この時、救急で診て下さった先生と、
すぐに病院へ行きなさい!と言ってくれたカフェのオーナーさんが
今回私の命を救ってくださったことになりました。
たぶん血栓が肺に飛んでいると思う。
月曜日に担当医が決まってから血管造影をしないと確定できないが、
みなしで血栓を溶かす点滴をしても良いかと聞かれました。
良いかと聞かれてもわからないし、お任せするしかありませんでした。
そしてそのまま入院になりました。
主人も私も、もう何がなんだか…です。
その日と日曜日は、看護士さんの詰所のすぐそばで
要観察だったみたいで、広い2人部屋に私一人でした。
じっと横になっていると特に辛くもなく、
トイレも一人で行ってもいいと言われましたが、
点滴と、24時間用の心電図のモニター、酸素飽和度を図る装置が指に付き、
ガラガラといっぱい引きずってトイレに行っていました。
看護士さんも1時間おきに様子を見に来てくれました。
夜中、ちょっと眠り始めたら看護士さんが飛んできて、
「おかもとさん!酸素しましょう。」と言うので、???
眠ると急激に酸素飽和度が落ちたらしく、
その時から3日間ほど酸素も付けることに…
月曜日、担当の先生が来てくれて、「詳しい検査しないと断定できませんが、
急性肺塞栓症ですね。」と言われました。
いわゆるエコノミークラス症候群です。
へ?飛行機に乗ってないのに???
その日、血管造影で左膝の裏に血栓が見つかり、
それが両方の肺に飛んでいました。
月曜日から個室へ移動したのですが、1週間は部屋の中だけで
生活してくださいと言われました。
個室なのでテレビは見放題で、Wi-Fiも飛んでいてパソコン持ち込みOKなので、
テキストを持ってきてもらい、ひたすらペットフーディストの試験勉強をしていました。
シャワーの許可が出なくて、お風呂に入りたいな~と思いました。
すごく楽しみだったのは、お食事の美味しかったこと。
常食なので、ご飯もおかずもすごく美味しいんです。
栄養士さんが部屋に来て、味や盛り付けなどめっちゃ聞いていました。
薬剤師さんも部屋まで来て、お薬の説明をしてくれました。
出産以来入院なんてしたことなかったので、今の病院のシステムに驚きました。
3日目に点滴は取れて、内服薬のみになりました。
最初の1週間は量が多いので、副作用で微熱が出ました。
アレルギーも出て、耳の周りや額がかゆい。
でも、担当の先生はどんな些細なこともちゃんと話を聞いてくれて、
すごく忙しいのに、絶対に毎日病室まで顔を出してくれました。
息子や主人はもちろん、お嫁ちゃんも、お嫁ちゃんのご両親まで
お見舞いに来てくれました。
1週間後にはシャワーの許可が下り、10日目からは大浴場にも行けました。
先生の話では、この病気はICUに入る人がほとんどで
治っても酸素を離せないと言っていました。
最初の処置が早かったのが何より良かったそうです。
家族にも友人にも心配をかけてしまいました。
おかげさまで2週間で無事に退院できました。
12月23日に退院し、翌日はクリスマスケーキを主人と食べることができました。
今回の入院で一番大変だったのは主人だったと思います。
六華の世話は24時間ひとりで。
六華が寝ている間にお風呂に入るのも
いつ起きるかと気が休まらなかったと思います。
その上、家事と買い物、私のお見舞いとバタバタだったと思います。
今回はお客様には申し訳なかったのですが
ワンちゃんのお節はすべてキャンセルさせてもらいました。
おかげさまで、退院後もゆっくり養生できました。
27日には次男が帰省し、30日に久しぶりにテンシバへ行って来ました。
暖かかったし、いつもお世話になる『青いナポリ』のテラス席は
インナーテラスだし、ストーブもあったし、快適でした。
六華、いつになく楽しそうでした。
年末はこのような感じで、次男が家のことを手伝ってくれたり、
友達と出かけたらお土産を買ってきてくれたり、
家族で楽しく過ごすことができました。
2023年は、六華が前提疾患になったり、母が亡くなったり、
入院したりと悪いこともありましたが、でもやっぱり楽しいこともたくさんありました。
長年勤めた会社を辞めてから、本格的にクッキーの仕事が増え、
ずっとやってみたかった個人事業主になりました。
2024年もまた新しいことが始まりそうです。
いくつになっても、何にでも挑戦できるんですよね。
病気にならないように気をつけて、家族仲良く楽しく過ごしたいと思います。