著者の蛭子さんは、現在の日本社会に関して、次のように感じていると言います。
昨今の「友だち」偏重傾向みたいなものに、僕は日ごろから違和感を持っていた(略)友だちなんてなくてもいい。ひとりぼっちだっていいんじゃないかな。
(6ページから7ページ)
ここまで、明確に、友だちがいなくてもよい、ひとりでよいと主張して、それを本に書く人も多くはないだろう。では、なぜ友だちがいなくてもよいという理由につい . . . 本文を読む
昭和24年1月半ばに、熊本県人吉市の殺傷事件の容疑者として逮捕され、昭和58年7月の再審中に釈放されるまで、約34年もの長期に渡り、自由を奪われてきた免田さん。それも、昭和27年1月に死刑が確定したので、約30年間死刑囚であった。その30年もの間、翌朝に死刑執行が言い渡されるかもしれないという状態が続いていたということである。
免田さんを冤罪におとしめた自白偏重の捜査や一方的なマスコミ報道は、あま . . . 本文を読む
本書は、荻上さんが日本各地でワリキリをしている多くの女性を取材した内容が主である。
「彼女たちがなぜワリキリを続けるのか。その理由に耳を傾けることは、すなわちこの社会がどのような状態にあるのかを明らかにする作業でもある。彼女たちの営みは、あなたの生活しているこの世界のすべてと地続きにある」と荻上さんは言う(15ページ)。
ワリキリが違法なことであるから、良くないことであることは、十分にわかっている . . . 本文を読む
午前中は洗濯とその干し物、午後は掃除とその取り込みで終わってしまった。合間の時間で本を読んでいたものの、その時間はせいぜい2時間程度。時間はいくらあっても足りない感じだった。
気温が低くく寒かったが、天気はとても良かった。 . . . 本文を読む
1999年から2008年までの間で加藤周一さんが書いた文章をおさめている。本巻がこの自選集の最後の巻である。
加藤周一さんは2008年12月5日に亡くなったので、もう6年経ったことになる。
今の日本社会の状況を知ったら、激怒するに違いない。だから、今を生きている私たちは頑張らなくてはならない、前途がいかに困難であろうと。
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今年のサッカーJ1の優勝チームは、ガンバ大阪。最終戦で、優勝可能性があったチームは、ガンバ大阪、浦和レッズと鹿島アントラーズ。ガンバ大阪は徳島と0対0、浦和は名古屋に1対2の逆転負け、鹿島も鳥栖に0対1で負けで、ガンバ大阪が優勝。 . . . 本文を読む