本書は、多くの日本国民が当然に日本の領土と考えている北方領土、竹島及び尖閣列島が日本の領土とする主張の根拠となる事実を検証し、ロシア、韓国、中国がどのような主張をしているかを紹介している。また、米国がそれらの領土問題について、どのようなスタンスをとっているかもあわせて紹介している。本書を通して、孫崎さんは、それらの領土問題に対する一連の日本の対応が適切なものであったどうかについて、読者が再検討することを願っている。
日本の領土問題を考える際には、サンフランシスコ平和条約が出発点となるようだ。
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日本の領土問題を考える際には、サンフランシスコ平和条約が出発点となるようだ。
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