本書は、著者の生涯のうち、読売新聞の社会部記者であったときに、その社会部が輝いていたこと、血液の売血(感染症等の問題あり)から献血への貢献(しかし、これがエイズ薬害に間接的な起因になってしまう)、現代日本社会での飽食ぶりに対する批判、愛するがゆうの読売新聞に対する批判等が書かれている。
本田さんは、「(金銭欲や名誉欲等の)欲を持つとき、人間はおかしくなる。いっそそういうものを断ってしまえば、怖いものなしになる」(449頁)という。本田さんはそのとおりに生きて、その生涯を全うしたのだろう。
本田さんは、「(金銭欲や名誉欲等の)欲を持つとき、人間はおかしくなる。いっそそういうものを断ってしまえば、怖いものなしになる」(449頁)という。本田さんはそのとおりに生きて、その生涯を全うしたのだろう。