手元にある本は、2001年2月1日の第6刷。
もちろん一度読み、その後、部分的に読むことがあったが、再度読み通すことはなかったが、今日の憲法記念日に何となくほとんど読み通した。
それは次の文章があったから。
「日本の軍国主義化は、大体合法的手段をとっているので、たとえば憲法は一行といえども変わっていない。『大日本帝国憲法』のままで、しかもそれは一応合法的な体裁を整えた上で、その内部で変わっていった。だから変わり方がなし崩しなのです。」(83ページ)
本書はハードカバー版の後に文庫化されて、今も購入することができる。
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