2月29日

日々の思いつき及び読書の感想

読書 加藤周一著 私にとっての20世紀  岩波書店

2023-05-03 17:40:00 | 読書
手元にある本は、2001年2月1日の第6刷。

もちろん一度読み、その後、部分的に読むことがあったが、再度読み通すことはなかったが、今日の憲法記念日に何となくほとんど読み通した。

それは次の文章があったから。
「日本の軍国主義化は、大体合法的手段をとっているので、たとえば憲法は一行といえども変わっていない。『大日本帝国憲法』のままで、しかもそれは一応合法的な体裁を整えた上で、その内部で変わっていった。だから変わり方がなし崩しなのです。」(83ページ)

本書はハードカバー版の後に文庫化されて、今も購入することができる。

岩波文庫のリンク


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