更生中の日本航空について、同社の経営人事のゴタゴタぶりが明らかにされている。
本書の構成は、第一部に佐高信さんによる「日本航空の迷走」、第二部に本所次郎さんの「小説『虚々実々』」からなり、全318ページ。
本所さんの小説箇所で、(日本航空をモデルとしている「日本国際航空」について)「利権の温床として、倒産するわけにはいかない」(32ページ)と、(日本国際航空について)「チェック機能がないのよ。みんな勝手なことをし、自己保身に汲々としている。」(88ページ)が、印象に残った。
本書の構成は、第一部に佐高信さんによる「日本航空の迷走」、第二部に本所次郎さんの「小説『虚々実々』」からなり、全318ページ。
本所さんの小説箇所で、(日本航空をモデルとしている「日本国際航空」について)「利権の温床として、倒産するわけにはいかない」(32ページ)と、(日本国際航空について)「チェック機能がないのよ。みんな勝手なことをし、自己保身に汲々としている。」(88ページ)が、印象に残った。