『噂の真相』に掲載された89年10月から98年2月までのものに、50回分以上の連載を追加(一部削除)したものが本書である。一番最新のものは、05年2月の『安倍晋三』か。
何度も批判対象とされているのが、猪瀬直樹さんである。
解説で岡留安則さんが「佐高氏が筆刀両断するタレント文化人は大体が体制派の御用文化人かそれに近い面々」であるから「佐高氏に批判されることで権力者側にお墨付きをもらう形になる」ために「あえて異議を唱えない」(372頁)と書いていたのは、それだけ、ある意味、佐高さんは批判している側から一目置かれているということだ。
続編も読んでみたい。多分、小泉元首相と竹中元大臣が多く、紙上で斬られているに違いない。
何度も批判対象とされているのが、猪瀬直樹さんである。
解説で岡留安則さんが「佐高氏が筆刀両断するタレント文化人は大体が体制派の御用文化人かそれに近い面々」であるから「佐高氏に批判されることで権力者側にお墨付きをもらう形になる」ために「あえて異議を唱えない」(372頁)と書いていたのは、それだけ、ある意味、佐高さんは批判している側から一目置かれているということだ。
続編も読んでみたい。多分、小泉元首相と竹中元大臣が多く、紙上で斬られているに違いない。