本書は、2005年に東京新聞社会面での「記憶~新聞記者が受け継ぐ戦争」という連載ものが2006年3月に単行本として出版されたものから二篇を削除し、十八篇を追加したものである。
内容は、沖縄戦、原爆投下、東京の空襲、中国や朝鮮での加害、シベリア抑留などである。
アウシュビッツ収容所のあったところにある博物館でガイドをしている中谷剛さんは次の収容体験者の言葉をよく引用するという。「君たちに過去の戦争責任はない。ただし、将来それを繰り返さない責任はある」(283ページ)
内容は、沖縄戦、原爆投下、東京の空襲、中国や朝鮮での加害、シベリア抑留などである。
アウシュビッツ収容所のあったところにある博物館でガイドをしている中谷剛さんは次の収容体験者の言葉をよく引用するという。「君たちに過去の戦争責任はない。ただし、将来それを繰り返さない責任はある」(283ページ)