2月29日

日々の思いつき及び読書の感想

読書 茨木のり子著『茨木のり子集 言の葉2』(ちくま文庫)

2011-07-30 00:11:13 | 読書
シリーズの言の葉の2冊目。1冊目と同様、3分の1弱が詩、残りがエッセイとなっている。
有名な詩である『自分の感受性くらい』が収められているが、『くりかえしのうた』の「いま解決できなかったことは くりかえされる 
より悪質に より深く 広く」(31頁)、『大国屋洋服店』の「この国では つつましく せいいっぱいに 生きてる人々に 心のはずみを与えない」(34頁)に気が引かれた。
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