2月29日

日々の思いつき及び読書の感想

読書 山本太郎著 感染症と文明 岩波新書

2020-04-25 16:22:00 | 読書
本書は2011年5月初版で品切れになっていたが、昨今の新型コロナウィルス感染拡大により、感染症に関心を持つ人が増え、つい最近重版された。

感染症の原因を取り除くことは「過去に、感染症に抵抗性を与えた遺伝子を、淘汰に対し中立化する」から、長期的には「次の悲劇の始まりに過ぎない」(193から194頁)

したがって、過去の歴史を学び、「病原体との共生」をせざるを得ない。

今回の新型コロナウィルスとの「共生」は可能なのだろうか。まだ分からない。

岩波新書のリンク

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 読書 田村秀著 データ・リ... | トップ | 最近のアクセス数と順位 »

読書」カテゴリの最新記事