2月29日

日々の思いつき及び読書の感想

読書 Chim⬆Pom著 『芸術実行犯』(朝日出版社)

2012-09-12 18:34:04 | 読書
本書は、2011年5月に渋谷駅にある、岡本太郎作の巨大壁画『明日の神話』の右下に、福島第一原発の建屋が爆発したような絵を付けて、多くの人に知られるようになった芸術家集団である。
彼らは、「身体を張って行動の中で作品を作ってき」たという。なぜなら、「生きているというのは現実のこと」だからだと(174ページ)。
かんじがらめの日本社会では、彼らのような芸術家の声に耳を傾けることはとても重要だが、そんな余裕がない人間が多過ぎる。
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