2月29日

日々の思いつき及び読書の感想

読書 坪井善明著『ヴェトナム新時代 「豊かさ」への模索』(岩波新書)

2011-09-12 18:56:26 | 読書

本書は、前著『ヴェトナム 「豊かさ」への夜明け』(1994年)の続編にあたり、「94年から2008年までの現況と今後のあるべき体制」に関して記述されている。
ヴェトナム戦争で米国に勝利したものの、ソ連が無くなった後は国際的には孤立した状態であったが、1995年に米国と国交正常化及びASEAN加盟を果たし、更には2007年にWTOに加盟した。一気に国際化したが、まだ国内の体制が整っていないのが著者の懸念する点である。
本書は、最近のヴェトナムを知るには適していると思う。

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