本書は、2010年8月に行われた森崎和江さんと中島岳志さんとの対談をまとめたもので、対談の内容は、これまでの森崎さんの生涯を時系列で振り返るというものである。
森崎さんは、妊娠5ヶ月くらいのとき、「一人称の「私」に、女の胎内の変更、女性の生態が反映されていないこと」に大きなショックを受けたと繰り返し言われているが、ちょっとわからなかった。また、読み返して考えようと思う。
また、「「異質な他者を受け止める力が、どうして日本にはないの?」」(237頁)とも言った。だから、断層が社会のいろいろなところであるのだろう。
森崎さんは、妊娠5ヶ月くらいのとき、「一人称の「私」に、女の胎内の変更、女性の生態が反映されていないこと」に大きなショックを受けたと繰り返し言われているが、ちょっとわからなかった。また、読み返して考えようと思う。
また、「「異質な他者を受け止める力が、どうして日本にはないの?」」(237頁)とも言った。だから、断層が社会のいろいろなところであるのだろう。