四半世紀以上アフガニスタンで医療(ハンセン氏病)を中心とした支援活動を行っている中村医師の著書。
「現地のゆきとどかなぬところを補い、地元がやりたくてもできないことを支えるのが協力」(40頁)。これは海外協力だけでなく、災害にあった国内の地域を支援するさいにもあてはまる。
「人が人である限り、失ってならぬものを守る限り、破局を恐れて「不安の運動」に惑わされる必要はない」、また、「人間の希望は観念の中で捏造できるものではない」(216頁)。極めて困難な状況でも冷静に対処してきた中村さんの強さがこの言葉の重みを増している。
「現地のゆきとどかなぬところを補い、地元がやりたくてもできないことを支えるのが協力」(40頁)。これは海外協力だけでなく、災害にあった国内の地域を支援するさいにもあてはまる。
「人が人である限り、失ってならぬものを守る限り、破局を恐れて「不安の運動」に惑わされる必要はない」、また、「人間の希望は観念の中で捏造できるものではない」(216頁)。極めて困難な状況でも冷静に対処してきた中村さんの強さがこの言葉の重みを増している。