2月29日

日々の思いつき及び読書の感想

読書 上杉隆+烏賀陽弘道著 『報道災害【原発編】』(幻冬舎新書)

2012-04-10 02:13:04 | 読書
本書は、震災後の原発に関する報道についての、上杉さんと烏賀陽(うがや)さんとの対談である。 烏賀陽さんによれば、本書のタイトルである「報道災害」とは、「報道が本来の役割・機能を果たさないことで国民の生命や財産に危機が及ぶ」こと(46ページ)である。その定義を受けて、上杉さんは、「今の日本の大手メディアがやっていることは広報でしかない。(中略)「広報です」と言ってくれれば、みんな「ああ、そうだよね。 . . . 本文を読む