神戸から東北へ～♪しあわせ運べるように♪～

阪神淡路大震災から今日で１９年です。

昨日NHKのあさイチで地震直後に小学校の音楽教師 臼井 真さんによって作詞作曲された「しあわせ運べるように」という曲をとりあげていました。

臼井さんは生まれ育った三宮を見たときに浮かんできた歌をそばにあったメモに書きそのまま曲ができたそうです。
臼井さんご自身もご自宅が全壊されたそうです。

出来上がった曲は児童の声で、うたわれ神戸各地の小学校に広まったそうです。窓から瓦礫の見える校舎で、ある小学校に避難されている方々を教室に招き、「しあわせ運べるように」が歌われている、１９９５年２月の映像も流れました。

この曲は神戸の復興となくなったかたへの想いを届けるため１９年歌い次がれ、新潟県中越地震や海外のの地震があった土地で「神戸」という地名を「ふるさと」やその土地の地名に置き換えて、歌われるようになっているそうです。

そして東日本大震災で被害にあわれた地域でも歌われているそうです。

歌詞の一部を載せさせてください。

地震にも負けない
強い心をもって

亡くなった方々の分も毎日大切に生きていこう。

傷ついた神戸をもとの姿に戻そう

支えあう心と明日への希望を胸に

響き渡れぼくたちの歌
生まれ変わる神戸のまちに

届けたい わたしたちの歌

しあわせ運べるように
…♪

臼井先生は現在西灘小学校で勤務されていて、今日の追悼集会で全校生徒で歌うため練習を続けてきた生徒さんが昨日歌ってくれました。

神戸ではこの曲をどのように教え歌い継いでいけばいいのか、研修があるそうです。

自らも被災されている臼井さんがみんなを元気づけるため曲を作られ、被災した児童が歌い始めたこの曲が、ずっと大切に歌い継がれていって欲しいとおもいました。

１９９５年１月１７日午前５時４６分地震発生。

亡くなった方 ６４３４人。

NHKでは神戸からの中継がありました。

以前NHK岡山におられた内藤雄介アナウンサーがリポートされていました。

今日1日大切に生きていこうと思いました。