やまんばの庭

ド田舎のドへき地の、まるでこんな所に日本人・・・みたいな環境の中でのお花との生活、
ありのままの暮しの日記です。

今日は、娘の誕生日・・・

2019-06-06 08:53:38 | ガーデニング
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今日は、娘の誕生日です。

二十歳で逝ってしまった娘・・・
明るくって、太陽のような子でした。


幼い頃から、とにかく、頑張り屋さんで・・・
お友達が、大好きで・・・
心優しい・・・
ピンク色が大好きな娘でした。




そんな娘に・・・
もう、16年も経つというのに・・・
今年もまた・・・
お二人の娘のお友達が・・・
娘のお誕生日を祝って・・・
娘の好きだった、ピンククバージョンの素敵な、優しげなお花を、贈って下さいました。





メッセージカードに、書いてあった言葉は・・・

「いつまでも私達の心の中に」




私・・・
泣きました。

なんて優しいお友達なのでしょう・・・
もう、16年も経つと言うのに・・・
娘は、もう彼女たちに、何もしていないと言うのに・・・

娘は二十歳と言う、短い人生だったけど・・・
こんな優しい心根の、お友達と、出会わせて頂き・・・
二十歳の、人生最後の日々を、過ごさせて頂けた事に・・・
心から、感謝の気持ちで、いっぱいです。

なぁ~ンにも、してあげられなかった、私・・・

娘の悲しみや、苦しみを、見ていても・・・
取り除いてやれなかった・・・

「お友達といると、笑える・・・」
って・・・
娘は言いました。


入退院を繰り返しながら、病魔と闘いながら・・・
我が家から離れた、大学に通うために、アパートで暮らし・・・
普通の子と同じように、大学生生活をしたいと願う娘に・・・
お友達と会いたがる娘に・・・
私の出来る事は・・・
娘とお友達を会わせてあげる事だけでした。

「いっぱい、いっぱい笑っておいでぇ~」
ってね・・・
そう言って、娘を送り出すことだけが・・・
母が、娘にしてあげられる、楽しいひと時でした。

苦しい、絶望的な病気との闘いの日々の中で・・・
お友達は、娘の願いを叶え、娘に笑顔と安らぎを、下さいました。

病気の事は、誰にも言ってはいなかった娘・・・
普通に、普通の子のように、同じように暮らしたい・・・
同情されては、普通には、暮らせない、笑えない・・・

きっと、娘は・・・
そう、思っていたからでしょう・・・
お友達は、いっぱいいたけど、誰にも、病気の事は、言っていなかったと、思います。



上手く、言い表せないけど・・・

そんな娘に・・・
大学生活で、こんなにも、優しいお友達に、娘が出会わせて頂き・・・

そんな娘に・・・
お友達は、普通に接して、娘に楽しい時間を下さって・・・
娘を笑顔にして下さいました。

今でも、娘の事を、忘れないでいて下さる、お友達に・・・
感謝、感謝・・・
感謝の気持ちでいっぱいです。
「ありがとうございます。」


・・・・・
娘が生まれて、36年経ちました。
娘が生まれた6月6日は、今日と同じ、晴れでした。




朝、早く、たぶん、4時か5時頃だったと思うけど・・・
微かに、陣痛が始まって・・・
わたス、最初のお産でしたんで・・・

夫が、即、病院に電話して・・・
母にも、その事を告げに行きました。

それでねぇ・・・
少し様子を見るように、病院から指示されたので・・・
わたス、2階の自分たちの部屋で、寝ていたんだけど・・・
時間が経って、病院に報告の電話をしたら、「もう、来て下さい」って、指示されたので・・・
夫が、準備していた入院の荷物を車に積んで・・・
わたスを、助手席に乗せ・・・
それから、付き添いをする母が、車に乗り込んで来ましたんすが・・・

それがねぇ・・・
後ろの席に乗った母の、第一声が・・・
「〇子、おまえ、ホントに、腹が痛いんかぁ?」

でしたんです。

忘れもしません・・・
母はね、夫から、「陣痛が始まった」って、聞いて・・・
慌てて、朝支度を始めて・・・
自分が、病院に付き添う準備して・・・
一回も、わたスの部屋に、わたスの事を、見に来ることは無くて・・・
そう、自分はね、朝ご飯も、シッカリ食べて・・・
出掛ける車に乗りこんで・・・
そこで始めて、私を見て・・・
「本当に、腹が痛いんかぁ~?」って、聞きましたんですよ。(呆)

母の、その一言、絶対に忘れません!

ねっ!ひどくない? 
母ってね、わたスには、いっつもそんな感じです。

姉が、我が家にお産の為に帰って来た時は、母は、大騒ぎだったくせに・・・
わたスの時は、まったく、ぜんぜんで・・・
次女って、損な役回りですよね・・・アハハハ( ^ω^)・・・

ああぁ・・・
こんな笑い話、娘にきかせてやりたかったなぁ~
きっと、娘は、笑いこけて・・・
「お母さん、しょうがないよ、おばあちゃんだって、色々忙しかったんだから、許してあげなよ。」
ってね・・・
きっと、母をかばって、笑ったことだと、思います。
・・・・・


庭・・・
ここんとこ、毎日、庭では、鳥の声が、騒がしいのですが・・・
それ、どうも、ホオジロの巣立ちのようで、親鳥が、心配して、鳴いているみたいなのですが・・・
昨日は、エサ台に、小さな小鳥を2羽連れた、3羽のホオジロが、食事をしていました。

それでね・・・
夕方近くになって・・・
その3羽のホオジロ親子が、池の上段にいて・・・
親らしき1羽が、子供に、水遊びを教えているみたいだったんで・・・
遠目だったけど、撮ってみました。↓



ねっ、分かるかしら?
親鳥は、1羽しかいないんです。
シングルマザー?なのかしら?
それとも、シングルファーザー?

ずーっと、親は、一羽しか見えないんだけど、どうしたんでしょうねぇ?
何かのアクシデントがあったのでしょうか?
「一親で、二羽を巣立たせるなんて、凄いなぁ~」
・・・ってね、感心して見ていました。

そな事を思いながら・・・
私は、娘を巣立ちさせてあげられなかった・・・

情けない母親だなぁ~
「ごめんね・・」
娘に詫びました。




今日も、よもやま話書いちゃって、お許しください。
でも・・・
最後まで、見て下さって、嬉しかったです。
ありがとうございました。(感謝)
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コメント (6)
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