おやじのパイプ

壁に飾ったシベリア抑留中に作ったと自慢していた亡父のパイプを眺めながら写真と木版画の海を漂っている。

昨夜の読書「世界を、こんなふうに見てごらん」

2018-11-29 09:35:11 | 読書
今はまっている、日高敏隆先生の本です。
いきものと親しくなる、虫の気持ちがわかる、虫とおしゃべりする。虫はどうのようにして生きているか、どのように今の環境に適応しているか。
そこから、人間や動物を見るときのヒントをまとめた本です。
もっと柔らか頭をしろという事。
偏るな、決めつけるな、拘るなという事かな。
前からだけではなく横からも、後ろからも、ひっくり返してみてみろという事みたいです。
いま真実だとか、わかった事だとか思っていても、それはイリュージョンかも、幽霊かもしれないよと先生は言っておられます。
まずは自分の目で見て確かめること、そしてイマジネーションが大事だそうです。
発想が豊かでちょっとかわっていて、楽しく読めました。いろいろヒントが詰まっているいい本です。




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