おやじのパイプ

壁に飾ったシベリア抑留中に作ったと自慢していた亡父のパイプを眺めながら写真と木版画の海を漂っている。

昨夜の読書「歴史の愉しみ方」

2018-11-30 10:00:58 | 読書
ご存知磯田道史さんの本です。
この人はある種の天才ですね。さかなクンにも通じる特殊能力のある人だと思います。
歴史が好きで東海道新幹線に乗ったら、関ヶ原付近に近づくと列車の中から擬似体験する方法を詳しく書いてありなるほどと感心してしまいます。
多分実際に毎回やっているんだなと想像してクスッと笑えてきます。
かくゆう私も9年間、関東に単身赴任しておりましたので、その間なんども東海道新幹線で関ヶ原を通過しました。
その度に歴史に思いを致し、同様なことをしておりました。あまり人のことは笑えません。
忍者が好きで、その研究が一生できればいいと考えていたのが3.11により歴史研究家としてどのように貢献するかを考えて、
茨城から静岡の大学へ移動し、地元の埋もれた古文書の発見と解読から、発信に取り組んでいるそうです。
京都の古い公家が書いた古文書などにも過去の津波災害について書かれたものがあるそうです。
などなど、読みやすい本になっておりました。
久々の良書、お薦めです。



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