おやじのパイプ

壁に飾ったシベリア抑留中に作ったと自慢していた亡父のパイプを眺めながら写真と木版画の海を漂っている。

昨日の読書はちょっと重たいテーマ

2019-03-02 14:39:58 | 読書
今日紹介するのは、2−3日前から読み始めていた本です。
テーマがちょっと重たいけど、最近気になっていることでもあります。
歳のせいかな?(^_^;)

少し前にも関西にあるホスピス運営者の方の本を読みましたが、
その本では臨終についてはさらりと交わしておりましたが、
この本ではそのところを避けるのではなく、生々しく描写されております。
理由は、
私たちはずいぶん前から死というものが遠くになってしまっており、
身近に臨終を経験したことがほとんどありません。
著者がいうのは高齢化社会になっていくに従い病院はどこも一杯になって
放っておけば日本の医療は崩壊する。
並行して、かなりの人は在宅での看護となり、当然それに伴って在宅での臨終が増えてくるであろう。
その時に、身内の人がオロオロとうろたえ最後の時を医者にまかてその場から逃げ出さないように、
今から心を鍛えるというか覚悟をしておく必要がある。
それは一長一短にはできないであろうし、医者もまた命を救う術は知っているが、
臨終に対応する術を心得ている医者も少ない。
また患者自身も自分が間際まで死ぬとことをなかなか理解できている人は少ないとのこと。
確かに、この本でも例題にそのような人がいました。
それに対応するこれといった術、決め手は書いてありませんでしたが、
こういう問題があるということを理解して、
少しずつ努力していく必要があるようです。
人生100年時代になりつつありますので、
時間はまだ少しありますし間に合うようです。
自分自身や配偶者などがそのような場になった際に、
ある程度はうろたえても逃げないでなんとか対応できる人で居られるように
努力しましょう。


から、在宅診療い

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