おやじのパイプ

壁に飾ったシベリア抑留中に作ったと自慢していた亡父のパイプを眺めながら写真と木版画の海を漂っている。

昨夜の読書はピラミッドはテトラポッドだった!

2019-04-15 14:26:34 | 読書
昨夜の読書は面白かったです。
発想がユニークというかなんというか。
ピラミッドは一般的にお墓と言われております。
または公共事業であるとも言われておりますね。
これまではこの説を何にも考えずに納得しておりましたが、
この本を読んで、ちょっと違う気がしてきました。
エジプトはナイル東岸に鉱物資源とかが豊富にあります。
それを搬出(運搬)するためにナイル川上流の流れを
ちょっと東岸にシフトさせたようです。
さらに、下流域についても放っておくと
西側へ蛇行しようとするナイル川をできるだけ直線したかった。
そして河口付近にナイルが運んできた土砂で干拓して、
穀物生産地にしたかったという説です。
壮大で何世代にもわたる土木工事だという説です。
西岸を堤防を築いてしまうと毎年発生するナイル川の氾濫時に
土地の水はけが悪いので、長期間水没したままになる。
ナイル川は氾濫して肥沃な土砂を流域一体に届けてほしいい。
しかしある程度は早く水は引いてほしい。
そのためには堤防でもなく、
かつ大地が削られてナイル川が西へ蛇行ないようにしたものが
ピラミッドであるという説です。
だから79基あるピラミッドのうち78基がナイル川西岸にあるそうです。
ちなみにナイル東岸は若干高地になっているそうです。
ナイル川が氾濫して洪水になっても、
壊れずにしっかりと建っていないと行けないので
あのようにバカでかい形になっているようです。
詳細は、ぜひ読んでください。
結構説得力のある本でした。


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