おやじのパイプ

壁に飾ったシベリア抑留中に作ったと自慢していた亡父のパイプを眺めながら写真と木版画の海を漂っている。

今度は植物から見た歴史

2019-04-09 19:22:40 | 読書
地形から見た歴史を読んだ勢いで、
今度は植物から見た歴史(世界史)の本です。

これも切り口が斬新でいいー!!
自然に恵まれた豊かな地域では農業は発達しない。
なぜか?、それは重労働だからにはびっくりです。(えー!)
十分に食料が確保できるならば、農業をしないほうが良いとのこと。
九州で稲作が始まって半世紀で東海地方まで伝播したけどそれから北へはなかなかだった。
理由は当時の東北地方は豊かだったから。
縄文時代西日本では100km2の人口は10人に対して東日本は100〜300人暮らしていた(それほど豊かだった)
4千年前の縄文後期に気温が下がり始めて東日本の食糧不足になったので稲作が進んだ。
稲は他に比べて収穫が多く貯蔵もできる。(富の源泉=権力)
こめ+大豆はベストな組み合わせ食料。
ムギだけではタンパク質が不足するので肉が必要になる。
16世紀の日本はイギリスの6倍の人口だった。
米一粒で700から1000粒の米が取れる。麦の3から5倍相当。
現在はの米は15世紀の110から140倍収穫できる。
などなど・・・・。
さらに詳しく知りたい方は図書館で借りて読んでね。(^。^)





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