おやじのパイプ

壁に飾ったシベリア抑留中に作ったと自慢していた亡父のパイプを眺めながら写真と木版画の海を漂っている。

地形から歴史を見るのは面白い切り口です

2019-04-09 18:56:09 | 読書
竹村公太郎さんの歴史を地形から見た切り口での著書を2冊図書館から借りてきました。
これ結構面白いです。
これまでにない斬新な切り口での歴史説明には引き込まれました。
例えば、
京都がなぜ日本の都になったのか、
頼朝があんな小さな鎌倉に幕府を開いた理由は、
関ヶ原で勝ったのになぜ家康はすぐに大阪に乗り込まずに江戸に帰ったのか。


環境・民族編では、
信長はなぜ安土にお城を作ったのか、
生活の楽な狩猟生活より苦労の多い稲作を選んだ理由は?などなど
通常の人物からの視点とかではなく、地形というこれまで誰も考えもしなかった
切り口から歴史を紐解いて説明してくれております。
最初はほんまかいな?眉唾じゃあないのか?などと疑っておりましたが、
どうしてどうして、引き込まれて一気に読みました。
これ良書です!



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