昨夜の読書はDNAのお話だったけど・・・

昨夜読んだ本は、生物と無機物の違いであるDNAとはなんぞやという解説書だったけど、それよりも日本と米国の大学の構造の違い、いわゆる白い巨塔と言われている教授を頂点として准教授、助手、ポスドクの立場の解説を比較した話の方が断然面白かったです。

結局DNAについてはあまり記憶に残っておりません。
本来、この本の題名にある生物と無生物の違いについてもっと突っ込んで深掘りして欲しかったなあと思っております。
細菌とウイルスの違いについてももう少し話を脱線して欲しかったなあーと思いましたね。
著者に文才があり過ぎて、余談ー雑談の話の方が面白かった本でした。

昨夜は久しぶりに良書に出会った

NHKの某番組で解説者として出演されていたのを拝見し、早速著書を図書館から借りてきて読んだ。

なんとこれが素晴らしい良書で、すごくわかりやすく宇宙のことについて書いてありました。
この手の本を書くことは、著者ご本人にとってはかなり難しいと思います。
読者がどの程度の知識レベルであるかを推察しながら、易しく書いてもつまらないし、かと言ってちょっと専門過ぎても理解できないし、大変難しいだろうなと推察します。
今回のものは日本人でノーベル賞を取られた方の研究がどのようなものであって、それは宇宙を知る上でどのように貢献したのかなど含めて書いてあります。
さらに最新の情報、ひも理論についても触りをわかりやすく書かれていたり、ここまで宇宙のことがわかったとか、その先についても述べられており、私にとては素晴らしくありがたい内容でした。
これまでモヤモヤしていたことがスッキリしました。久しぶりのいい本だと推薦します。