水彩画は楽しい!!

趣味で描く水彩画などを公開
IKUO MOCHIGI

ヨーロッパの光と影 #003

2015年08月31日 09時16分21秒 | 水彩画
前回と同じく個展「ヴェネツィアの日々」水彩画展でオーダーのあった絵を撮った写真をもとに描いてみた。

「 運河の別れ 」 ヴェネツィア
 透明水彩 CANSON(荒目)紙 300g/㎡ F4






ヨーロッパの光と影 #003

2015年08月30日 17時14分44秒 | 水彩画
前回と同じく個展「ヴェネツィアの日々」水彩画展でオーダーのあった絵を撮った写真をもとに描いてみた。

「 運河の別れ 」 ヴェネツィア
 透明水彩 CANSON(荒目)紙 300g/㎡ F4


鉛筆で下描き後、夕焼の空を着色した。グリーンに見えるのはマスキング処理した箇所。


左右の建物に着色


乾かしてから再度左右の建物に着色し、夕陽で逆光らしくしてみた(が、どうだろうか?)。









「 日比谷公園ー松本楼ガーデンテラス 」

2015年08月29日 10時12分53秒 | 水彩画
7月「ヴェネツィアの日々」と題して個展を開催した際、日比谷公園でのスケッチをもとに描いた作品も4点展示した。その中で売約済の「運河の別れ」「運河―白い花」「日比谷公園ー松本楼ガーデンテラス」の3作品に同じアングルから描いて欲しいと3人の方からオーダーがあった。その中の「日比谷公園ー松本楼ガーデンテラス」を、全く同じ作品にはならないとお断りして了解を頂いてあるのでプレッシャーはそれほどではないが描き始めた。その作品はもう手元にないので撮った写真を見ながらの作業だ。

「 日比谷公園ー松本楼ガーデンテラス 」
 透明水彩 Langton紙(荒目) 300g/㎡ F6


背景の松本楼と手前左右の樹木を着色


テラスの花々を描き、1階ガーデンテラスを徐々に描き始めた


ガーデンテラスの雰囲気と手前の草むらを描き、全体の調子を修整して完成。
比べると今回描いた絵の方は対象が遠くにあるようだ。



個展に出品した作品の写真があるので参考に掲載してみた











「 バケットのある静物 」 2015(054)

2015年08月28日 09時01分51秒 | 水彩画
個展・グループ展が続き、後始末や日光旅・プチ夏休みをとったため2週間ぶりの投稿になりましたが、これからもお付き合いいただけたら幸いです。

7月の定例勉強会で描いた静物画を家で仕上げてみた。
季節感のあるホオズキと花器にバケットを加えた静物画。

「 バケットのある静物画 」
 水彩 VIFART紙(荒目) 242g/㎡ F4 

鉛筆でおおまかに下描き


布と背景を着色し、花器とバケット・ホウズキを下塗り


背景をやや強く着色した後、それぞれの静物を着色し全体の調子をみながら修整のうえ完成。






ヨーロッパの光と影 #002

2015年08月13日 10時02分57秒 | 水彩画
ヴェネツィアでは建物に挟まれた小さな通りのことをカッレ(calle)と言い、更にそこから枝分かれした小道をラーモ(ramo)と言うそうだ。幾つかのカッレを通り過ぎると教会のある広場に出くわすことが多いのだが、ラーモにはボートに乗らない限り行き止まりになり、戻らざるを得ないことが間々ある。

運河の向こう岸を見るとテラスに紅白の花を咲かせてる建物があった。建物に挟まれた暗がりの路地があり、奥の方に目をやるとピンポイントで陽を受けているご婦人が立っていた。

「 ヴェネツィア - 01 運河の路地 
 水彩 WIRGMAN紙 350g/㎡ F3


鉛筆で下描きした後、一部マスキングを施し、乾いてから全体を下塗りした(個展とグループ展の合間に投稿)。


昨日一段落したので再開した。マスキングインクを剥がし、路地の部分から着色。左右の建物と窓・テラスの花・運河の水面の順で着色して完成。