水彩画は楽しい!!

趣味で描く水彩画などを公開
IKUO MOCHIGI

「 セビリヤのバル 」

2016年06月29日 09時01分48秒 | 水彩画
これからスペイン各地で行った(見た)バルやカフェの絵を数枚描いてみようと思い、古い写真や資料を持ち出した。
1枚目は、サン・ロレンソ広場のすぐ横にある店で、伝統的なタパスを出すバルが多いセビリアの中で、先駆け的に創作タパスを出して人気をよんでいるバル エスラバ (ESLAVA)だ。


#2016054
「 セビリヤのバル 」 - スペイン

" Sevilla bar " - Spain
透明水彩 DALER ROWNEY紙 300g/㎡ F-4
watercolor on paper 30cm×23cm


テントの下の人物以外を描いた


テントの下の人物を描いた後、遠景の人物を弱く描いた。そしてテント下と手前の影を塗り、最後に全体の細かい部分・足りない部分などを修整して完成とした。


「 断崖の街 」 

2016年06月24日 11時33分03秒 | 水彩画
スペイン風景の再開。
マドリッド・アトーチャ駅から2時間半のところにある世界遺産の街クエンカは、大地を河川が浸食してできた巨大な断崖の上にある。宿泊した国営ホテル・パラドールの前から見た断崖絶壁の上の街並みを描いてみた。よく見ると巨大な岩と岩の隙間(溝)は、レンガのようなものを敷き詰めて水平な大地に造っているのが解かる。


#2016053
「 断崖の街 」 - クエンカ スペイン

" Town on the cliff " - Cuenca Spain
透明水彩 VIFART紙 242g/㎡ F-4
watercolor on paper 33cm×23cm


鉛筆で下描き後、空・街並み・断崖の順に着色


街並み・断崖を描きこむ


手前の草むらと、描いてる反対側の断崖の影を描き、全体の細部を修整し完成


「 首里城の昼下がり 」

2016年06月22日 09時12分40秒 | 水彩画
昨日に引き続き、沖縄の絵をアップする。
約450年に渡り琉球の王都として栄えた首里、その中心にある首里城には朱色を基調とした建築物が御庭を囲んで連なっている。一通り見学して、北殿の下にある弁財天堂がある円鑑池の近くから1枚描いてみた。
派手とも思える首里城本体は写真でよく目にすることはあるが、見上げたその先には首里城の朱色の瓦屋根しか見えない光景もいいかなと思った。


#2016052
「 首里城の昼下がり 」- 沖縄

”Afternoon of Shuri Castle”-Okinawa , Japan
透明水彩 WAGMAN紙 350g/㎡ F-3
watercolor on paper 21cm×26cm


鉛筆で下描き後、空・下段の城壁・手前のグリーンの順で着色。乾いてから瓦屋根を描く


上段の城壁を着色して、乾かし下段の城壁を描いた。上段下段の城壁が同化しないようやや色気を変えたり、表情に差が出るように注意した


朱色の瓦屋根をより明るくし、城壁の上に2人の人物を描いた。手前の野原・路面は変化ないので面白くないが、全体に細かい修整をして完成とした。



「 昼下がりのビーチ 」

2016年06月21日 10時31分11秒 | 水彩画
しばらく国内の旅先で描いたスケッチをもとに描いている。今日も数年前、絵の仲間5人で取材に行った沖縄から、宿泊した三ツ星ホテル(沖縄国際海洋博覧会に合わせ1975年(昭和50年)にオープンした沖縄県では老舗のリゾートホテル)の白砂プライベイトビーチを横目に描いてみた。三ツ星と言っても航空費・レンタカー・朝夕食事付がセットの格安旅である。

#2016051
「 昼下がりのビーチ 」- 沖縄

" Afternoon of the beach " - Okinawa , Japan
透明水彩 DALER ROWNEY紙 300g/㎡ F-4
watercolor on paper 30cm×23cm


鉛筆で下描きの後、ヤシの葉をマスキング。そして空・海・建物・グリーンの順に着色。



空と海の識別がないので海の色をターコイズブルー系で重ね塗り。ヤシの葉のマスキングを剥がし着色。そして花壇のグリーンを塗り、テラスのパラソルや床・家具を着色し最後に陰影をつけてた。全体のディテールな部分を修整し完成とした。






「 都電荒川線 2 」

2016年06月17日 09時27分29秒 | 水彩画
都電荒川線・雑司ヶ谷停車場の三ノ輪橋方面ホームで乗降者待ちの光景を、初めて使用するホワイトワトソン水彩画紙で描いてみた。

#2016050
「 都電荒川線 2 」

" Tram - Arakawa Line "- Tokyo,Japan
透明水彩 WHITE WATSON紙 300g/㎡ F-4
watercolor on paper 34cm×25cm


鉛筆で下描きした後、全体に薄く着色した。乾いてから電柱・電線・パンタグラフなどの無彩色を線描き。



遠景・背景を薄めに描き、停車場の屋根と人物を描いた。そのあと都電車体の上下2色を濃い色で着色し、線路への陰影を描きこんだ。




都電車体のディテールを描きこみ、手前の停車場と線路。レールを濃い色で着色し乾いてからその上に陰影を描きこんだ。全体の細かい部分を修整し完成とした。