katsuoと輸快な仲間たち

台湾と鉄道とバスと温泉が大好きな埼玉県民。音鉄をしたり何の変哲も無い切符を集めています

【第三次台湾遠征】知本陸橋で撮影(1) 職務質問をされる

2013年11月05日 | 【第三次台湾遠征】
台風7号が台東に接近してからしばらくの間は天気があまり良くなかったのでずっと家に引きこもっていました

数日経過してやっと太陽が見えたので久しぶりにどこかに撮影に行くことにしました

前から行ってみたいと思っていた知本陸橋に向かいます。知本陸橋は知本車站のすぐ南にある南迴線の線路を跨いでいる道路橋です

山線台東總站から内温泉行きの8129系統に乗って知本派出所というバス停で降ります。知本派出所は知本火車站の次のバス停です

知本火車站でバスを降りても歩いていけますが知本派出所で降りた方が陸橋の目の前なので便利です

バス停の横にセブンイレブンがあるので補給物資には困りません。派出所に面した交差点を渡って陸橋の中央付近で撮影します



ビデオカメラを三脚に取り付けて欄干に寄りかからせます。この陸橋は自動車専用というわけではありませんが歩行者が通れる部分は大変狭いです

三脚を普通に広げると自動車に引っかかって持っていかれそうなのでちょっと不安定ですがこんな感じに置きました。歩道部分を通る人は皆無なので大丈夫なハズ

シャッター音をビデオカメラに拾われたくないので少し離れて撮影します

 

 

家を出るときには晴れていましたが陸橋に到着してしばらくしたら曇ってきてしまいました

でもここは晴れだと前面に光が全く当たらず影で真っ黒になるので曇りの方が都合がいいかもしれません。バスの車内から撮影場所を見た時にしまったと思いました

花東線の電化工事の区間に知本も含まれていることは知っていましたが駅の南側の本線の部分まで架線柱が立っているとは思いませんでした

多分知本折り返しの自強號が引き上げるときに本線を引き上げ線の代わりにするつもりなんでしょうね

この日は普快3671次を撮影してそのまま帰りました

その日からちょうど1週間後にまた知本陸橋にやってきました

今日は晴れていてあたりを見渡しても雲ひとつありません。これなら普快車が通過する時になっても曇ったりしないでしょう。多分



朝から暑かったのでバス停横のセブンイレブンでファンタグレープのスムージーを買いました。台東で郊外の広いセブンイレブンに行くと思樂冰と書かれた機械が置いてあります

機械はセルフサービスです。私は先に機械の下にある空のコップをレジに持っていって会計を済ませてから容器いっぱいまでスムージーを入れます

容器いっぱいに入れたつもりでも実は中に空洞が出来たりします。コップの底を叩いて形を整えてからもう1度入れると満タンにすることができますよ



ビデオカメラをセットしてさあ撮影という時になって急にお腹の調子が悪くなりました

もう少しで沈没しそうな感じだったのでビデオカメラを三脚から外してエナメルバッグだけ背負ってさっきスムージーを買ったセブンイレブンのトイレを使わせてもらいました

つまり何もくっついていない三脚だけ陸橋に置いてきた訳ですがこれが後々問題になります

コンビニから戻るとさっきそこにあったはずの三脚が無くなっていた!なんてことはありません。ちゃんとさっきと同じ場所にありました

あと数分で莒光號が来るという時のことでした。パトカーがやって来たな~と思っていると徐々に速度を落としてなんと私の目の前で止まりました

中から蛍光色のチョッキを着た白髪交じりの優しそうな警官が出てきました。私に何か話しかけてきますがやっぱりわかりません

英語で何言ってるかわかんな~いと言うと彼は英語に切り替えました。何をしているのかと聞いてきます

中国語もさっぱりダメですが英語もやっぱりダメなので単語を選びながらなんとか撮影をしてるんだと伝えます

警官は「そうか~」と頷きますが何歳なのかとかいつ生まれたのかとかどこから来たのかと質問を続けます。ひとつひとつ答えながら思いました

「あ~これって・・・職務質問じゃん!」

なんと私は台湾で不審者認定されて職務質問されてしまいました。記念すべき大失態です

質問に答えてる最中に莒光號がやって来てしまいました。ほらほら~私撮影してるよ~とかアピールしながら警官の目の前で莒光號を撮ります



ここで縦に撮ると屋根以外に光が当たらなくて真っ黒です。でも個人の記録なんで気にしません

「この後に来る普快車が目当てなんです~」「普快?」

どうやら彼は普快車を知りませんでした。台鐵を使わない人のようです

撮影してる様子を見ても警官は納得できないようだったので「ちゃんとパスポートあるよ。見る?」と言ってパスポートを渡します

警官はパスポートの中身を見てから生年月日と名前だけ控えて返してくれました。パスポート番号は控えなくて良かったんだろうか

警官は満足したようで最後に「気をつけてね」とだけ言ってパトカーに乗って去りました。いやあ貴重な体験をしました

多分警官は普段人が通らないような場所にたたずんでいる私を怪しいと思って声をかけてきたのでしょうね

ひょっとしたらトイレに行ってる間に放置されている三脚を見て誰かが通報したのかもしれません。注意が足りませんでした

車に乗る時の警官の顔がやけに満足そうな笑顔でしたが台湾の警官も職務質問のノルマとかあるんですかねえ

さて、気を取り直して撮影を続行します。せっかくここまで来てしかも晴れてるんですから職質されたぐらいで怖気づく訳にはいきません

 

 

太陽は真上でメラメラ輝いていますが陸橋の上なので影を作ってくれるものがありません。でもとんでもなく暑いかと言われれば適度に風があるので意外と快適です

何が問題かというと列車間隔が長いことです。暇つぶしにツイッターを見たりしますがそれでも足りません。私は気が短いのでこういうのには向いてませんね

 



普快車がやって来ました。こうして上から見ると印度仔と平快車のベンチレーターの違いがよくわかりますね

 

今日はこれで帰ります。また明日も来ましょうかね。今度は縦じゃなくてちょっと横にずれて斜めに撮ってみたいと思います

それではさよなら~

「・w・「きしゃー


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