7月3日(水)
台東に着いた翌日にポンポンさんとその知り合いの方に色んなところまで連れて行ってもらった
初めての土地で初めて迎えた朝である。特に目覚ましをかけていたわけではなかったが家の隣の路地で始まった排水溝の工事の轟音で勝手に目が覚めた
初めて美多美早餐店に行って記念すべき台東での最初の朝食を食べる。檳榔火車站に連れて行ってもらったのもこの日だった
檳榔火車站の後は台東總站の周辺にあったお店で昼食を食べた。この店で売りにしているのは米苔目という麺類らしい
食べに行く前にしきりにポンポンさんが「ぬーどるぬーどる」言うので何かと思った。なんでも台東ではそこそこ有名らしい
台湾で麺類は数あれど初めて台東に来た日本人に最初にオススメするものだからハズレはないだろうと考えて行こうという話になった
でも念のため確認する
「辛い?」「辛くな~い」
大丈夫だ、問題ない
で、とある店に入ってよくわからないのでポンポンさんに注文してもらった。店は昼時なのでとても混雑している
まだ台東に到着した翌日だったので土地勘がゼロだったので入った店の位置がさっぱりわからない。店の名前もまともに見なかった
なんとなく慣れたころにそこの店の前を通った気がしたが店が営業してなかったので本当にそこだったかわからない
あそこの通りはよく自転車で通るルートじゃなかった
米苔目(小椀)と新鮮檸檬汁を注文してもらいました。2つで70元
注文してお金を払ったら席で待つシステムで出来上がったら店員さんが料理を持って探しに来る。記憶があやふやだが確か番号札とかなかった気がする
この時店員さんは中国語で叫びながら登場する。多分料理の名前を言って該当の客が反応しなければならないんだと思う
中国語がわからない私が1人で来たらこの時点で困ってしまう。多分言わなければいつまで経っても料理は手元に来ない。ポンポンさんと一緒で良かった良かった
米苔目は蒸したお米をすりつぶして作った麺らしいです。あっさりしたカツオだしというか醤油というかちょっとよく説明できませんな
いやでもとにかく透き通った茶色のスープで絶対日本人好みの味でした。あとニラみたいなのが入っています
どういう経緯でそんな話になったか忘れたが花東線の電化工事の話になった
「電化は花蓮から知本までなんだよ~」「え、台東までじゃないの?」「いやいや実は知本までなんですよ。将来的には電化区間が島を1周するようになるんです」
信じてもらえなかったので第二次台湾遠征の時に台東車站の裏で撮った緑色の工事の看板が携帯に偶然入っていたので見せる
そしたら全く知らなかったようで大変驚いていた。でも驚いたところで大して何も変わらないよな~とか思ってしまった
知本発着の自強號が1日1本だけあるのだがもし台東までだけ電化するとその1本は台東止まりにして運転区間を短縮するか電化後もその列車だけ気動車で運行しなければならない
個人的には運転区間を短縮したほうが安上がりなんじゃないかなとは思うけど知本からの需要も無視できないのかもしれない
どうせ将来的には環島電化するのだからこの際やってしまおうといかにも台鐵が考えそうなことだなとか思ったり
という知本まで電化しなければならない理由も教えられたら良かったがそこまで英語力もないし筆談で伝えるのも無理があったのであきらめた
そもそも鐵路迷が一般人にとっては比較的どうでもいいことを熱く語ってもしょうがないです。でも一部の住民は電化工事に熱い視線を送っているのも確かです
地図とかを見ればわかると思いますが台湾の西部と東部では発展の度合いが全然違います。産業も西部は工業とかなのに東部は漁業と農業と観光業ぐらいしかないです
大消費地から遠いのでどうしても工場は建ってくれません。鉄道は通っていても西部と違って高速道路は1本もないですから作っても運べない
南迴線と高鐵が開通してだいぶ良くなりましたがそれまでは台東は台北から最も遠いとか言われていたそうで。台北からだと花蓮経由して長時間列車に揺られなければなりませんでした
あとは飛行機ですがこちらは鉄道に比べると高いですから。高鐵と南迴線の組み合わせができるようになってからそっちと飛行機の値段がそれほど差がなくなってきました。高鐵が高いので
長時間揺られる上に台北から乗ると花蓮で乗り換えを強いられることが多いです。花東線は非電化なので系統が分断されがちです
客車列車は直通できますが機関車交換しなければなりませんしね
電化されれば台北からほとんどの列車が直通できるようになりますから人の流れも活発化するはずです。きっと観光業も今より振るうハズ!
と考える人は電化工事に熱い視線を送るんですね。どこかのニュースで電化は年内に完成しても電車が走り始めるのは来年の2月からというのを見ました
沿線民は非常に落胆したそうです。できるだけ早く直通列車を増やして欲しいようです
米苔目を食べ終わった私たちは一旦家に戻ります。14時頃にポンポンさんの知り合いの方が車で登場
どこに行くとかは全く聞いていませんがとにかく右も左もわからないころだったので「おまかせ」でお願いしました
車が着く少し前に出かける準備をしているとふと扇子がないことに気付きました。いくら探してもないのでどっかでポケットから落ちたのかと落胆しました
東急ハンズで買った少しお高いお気に入りだったのに~とか思いながら車に乗ったら見つけました
昨晩夜景を見に行くときも同じ車だったのですが座っていた後部座席にそのまま転がってました。いや良かった良かった
車で30分ほど走って最初のスポットに到着しました。加路蘭遊憩區です
手元の地図で見ると伽路蘭遊憩區と書いてありますがこの手の表記の違いはわりとあるもんだと後で思い知りました
道路の東側の海に面するところ一帯が公園みたいになっています
海がとても綺麗です。外はすごく暑いですが風が強いので大変心地いいです
青い絨毯の上にぽつりぽつりとオブジェがあります。のんびりできそうな屋根つきのベンチもありました
遠くに緑島が見えます。案外簡単に見える距離なのですね
いくつかあるオブジェのなかで特に気になったのがコレです。鐵路迷なのでこういうのを見つけると少し嬉しくなっちゃいます
ジャーン!枕木で出来たフグです。どうみてもフグです。わかりやすい!
隣にはもう1つ枕木で出来た魚がいます。こっちもフグ?なんでしょうか
石で出来た説明があります。どれどれ~
拡大するとしっかり材料が「鐵道枕木」と書かれています。わかってらっしゃる!何が!
というわけで滞在時間がそれほどなかったのであまり見れませんでしたが加路蘭遊憩區にあるとある一部の種族の遺伝子を刺激するオブジェのご紹介でした
加路蘭遊憩區へのアクセスは車だと台東市區から中華大橋、台東車站からであれば台11乙線を経由して台11線に出てひらすら北上すれば着きます
台11線は「花東公路」とも呼ばれたりします。花東公路は海線と山線がありますが海線の方です
場所的には富岡漁港の2キロほど先になります。緑島に船で行く人は行きや帰りに時間があれば寄り道できるかもしれませんね
公共交通機関は鼎東客運海線の加路蘭バス停が最寄りです。一応花蓮客運のバスも通ってますが本数は鼎東客運に比べると極端に少ないです
海線台東總站からは成功、靜埔、泰源、花蓮方面に向かうバスがここを経由します
台東火車站からも中華大橋を経由しない台東火車新站経由の成功、靜埔行きがあります
台東方面に戻るときは来たバスに乗れば必ず台東總站には着けます。台東火車站に行きたい方は台東總站まで乗って乗り換えるか火車站経由の便を選んでください
通る系統は比較的多いほうですが田舎のバスなので本数はやっぱり少なめです。時刻表をしっかり確認してください
それではさよなら~
「・w・「きしゃー
台東に着いた翌日にポンポンさんとその知り合いの方に色んなところまで連れて行ってもらった
初めての土地で初めて迎えた朝である。特に目覚ましをかけていたわけではなかったが家の隣の路地で始まった排水溝の工事の轟音で勝手に目が覚めた
初めて美多美早餐店に行って記念すべき台東での最初の朝食を食べる。檳榔火車站に連れて行ってもらったのもこの日だった
檳榔火車站の後は台東總站の周辺にあったお店で昼食を食べた。この店で売りにしているのは米苔目という麺類らしい
食べに行く前にしきりにポンポンさんが「ぬーどるぬーどる」言うので何かと思った。なんでも台東ではそこそこ有名らしい
台湾で麺類は数あれど初めて台東に来た日本人に最初にオススメするものだからハズレはないだろうと考えて行こうという話になった
でも念のため確認する
「辛い?」「辛くな~い」
大丈夫だ、問題ない
で、とある店に入ってよくわからないのでポンポンさんに注文してもらった。店は昼時なのでとても混雑している
まだ台東に到着した翌日だったので土地勘がゼロだったので入った店の位置がさっぱりわからない。店の名前もまともに見なかった
なんとなく慣れたころにそこの店の前を通った気がしたが店が営業してなかったので本当にそこだったかわからない
あそこの通りはよく自転車で通るルートじゃなかった
米苔目(小椀)と新鮮檸檬汁を注文してもらいました。2つで70元
注文してお金を払ったら席で待つシステムで出来上がったら店員さんが料理を持って探しに来る。記憶があやふやだが確か番号札とかなかった気がする
この時店員さんは中国語で叫びながら登場する。多分料理の名前を言って該当の客が反応しなければならないんだと思う
中国語がわからない私が1人で来たらこの時点で困ってしまう。多分言わなければいつまで経っても料理は手元に来ない。ポンポンさんと一緒で良かった良かった
米苔目は蒸したお米をすりつぶして作った麺らしいです。あっさりしたカツオだしというか醤油というかちょっとよく説明できませんな
いやでもとにかく透き通った茶色のスープで絶対日本人好みの味でした。あとニラみたいなのが入っています
どういう経緯でそんな話になったか忘れたが花東線の電化工事の話になった
「電化は花蓮から知本までなんだよ~」「え、台東までじゃないの?」「いやいや実は知本までなんですよ。将来的には電化区間が島を1周するようになるんです」
信じてもらえなかったので第二次台湾遠征の時に台東車站の裏で撮った緑色の工事の看板が携帯に偶然入っていたので見せる
そしたら全く知らなかったようで大変驚いていた。でも驚いたところで大して何も変わらないよな~とか思ってしまった
知本発着の自強號が1日1本だけあるのだがもし台東までだけ電化するとその1本は台東止まりにして運転区間を短縮するか電化後もその列車だけ気動車で運行しなければならない
個人的には運転区間を短縮したほうが安上がりなんじゃないかなとは思うけど知本からの需要も無視できないのかもしれない
どうせ将来的には環島電化するのだからこの際やってしまおうといかにも台鐵が考えそうなことだなとか思ったり
という知本まで電化しなければならない理由も教えられたら良かったがそこまで英語力もないし筆談で伝えるのも無理があったのであきらめた
そもそも鐵路迷が一般人にとっては比較的どうでもいいことを熱く語ってもしょうがないです。でも一部の住民は電化工事に熱い視線を送っているのも確かです
地図とかを見ればわかると思いますが台湾の西部と東部では発展の度合いが全然違います。産業も西部は工業とかなのに東部は漁業と農業と観光業ぐらいしかないです
大消費地から遠いのでどうしても工場は建ってくれません。鉄道は通っていても西部と違って高速道路は1本もないですから作っても運べない
南迴線と高鐵が開通してだいぶ良くなりましたがそれまでは台東は台北から最も遠いとか言われていたそうで。台北からだと花蓮経由して長時間列車に揺られなければなりませんでした
あとは飛行機ですがこちらは鉄道に比べると高いですから。高鐵と南迴線の組み合わせができるようになってからそっちと飛行機の値段がそれほど差がなくなってきました。高鐵が高いので
長時間揺られる上に台北から乗ると花蓮で乗り換えを強いられることが多いです。花東線は非電化なので系統が分断されがちです
客車列車は直通できますが機関車交換しなければなりませんしね
電化されれば台北からほとんどの列車が直通できるようになりますから人の流れも活発化するはずです。きっと観光業も今より振るうハズ!
と考える人は電化工事に熱い視線を送るんですね。どこかのニュースで電化は年内に完成しても電車が走り始めるのは来年の2月からというのを見ました
沿線民は非常に落胆したそうです。できるだけ早く直通列車を増やして欲しいようです
米苔目を食べ終わった私たちは一旦家に戻ります。14時頃にポンポンさんの知り合いの方が車で登場
どこに行くとかは全く聞いていませんがとにかく右も左もわからないころだったので「おまかせ」でお願いしました
車が着く少し前に出かける準備をしているとふと扇子がないことに気付きました。いくら探してもないのでどっかでポケットから落ちたのかと落胆しました
東急ハンズで買った少しお高いお気に入りだったのに~とか思いながら車に乗ったら見つけました
昨晩夜景を見に行くときも同じ車だったのですが座っていた後部座席にそのまま転がってました。いや良かった良かった
車で30分ほど走って最初のスポットに到着しました。加路蘭遊憩區です
手元の地図で見ると伽路蘭遊憩區と書いてありますがこの手の表記の違いはわりとあるもんだと後で思い知りました
道路の東側の海に面するところ一帯が公園みたいになっています
海がとても綺麗です。外はすごく暑いですが風が強いので大変心地いいです
青い絨毯の上にぽつりぽつりとオブジェがあります。のんびりできそうな屋根つきのベンチもありました
遠くに緑島が見えます。案外簡単に見える距離なのですね
いくつかあるオブジェのなかで特に気になったのがコレです。鐵路迷なのでこういうのを見つけると少し嬉しくなっちゃいます
ジャーン!枕木で出来たフグです。どうみてもフグです。わかりやすい!
隣にはもう1つ枕木で出来た魚がいます。こっちもフグ?なんでしょうか
石で出来た説明があります。どれどれ~
拡大するとしっかり材料が「鐵道枕木」と書かれています。わかってらっしゃる!何が!
というわけで滞在時間がそれほどなかったのであまり見れませんでしたが加路蘭遊憩區にあるとある一部の種族の遺伝子を刺激するオブジェのご紹介でした
加路蘭遊憩區へのアクセスは車だと台東市區から中華大橋、台東車站からであれば台11乙線を経由して台11線に出てひらすら北上すれば着きます
台11線は「花東公路」とも呼ばれたりします。花東公路は海線と山線がありますが海線の方です
場所的には富岡漁港の2キロほど先になります。緑島に船で行く人は行きや帰りに時間があれば寄り道できるかもしれませんね
公共交通機関は鼎東客運海線の加路蘭バス停が最寄りです。一応花蓮客運のバスも通ってますが本数は鼎東客運に比べると極端に少ないです
海線台東總站からは成功、靜埔、泰源、花蓮方面に向かうバスがここを経由します
台東火車站からも中華大橋を経由しない台東火車新站経由の成功、靜埔行きがあります
台東方面に戻るときは来たバスに乗れば必ず台東總站には着けます。台東火車站に行きたい方は台東總站まで乗って乗り換えるか火車站経由の便を選んでください
通る系統は比較的多いほうですが田舎のバスなので本数はやっぱり少なめです。時刻表をしっかり確認してください
それではさよなら~
「・w・「きしゃー
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